えびスープでお馴染みの有名店「えびそば一幻 (イチゲン)総本店」。店の自慢は“自然豊かな北海道で誕生した至極の逸品”で“赤い甘エビの旨味と風味を凝縮した渾身の一杯”です。海老好きな人は行列覚悟でお出かけを、海老が苦手な人は決して入店しないで下さい。
今日は「えびそば一幻 (イチゲン)総本店」です。もう何年前になるでしょうか、最初の北海道観光旅行に来た時のことです。昼時に新千歳空港に到着し「北海道に着いたら先ずはラーメンだ!」とターミナルビル3Fのレストラン・エリアに足を運びました。狙いはガイドブック情報などから「えびそば一幻」だったのですが店の壁沿いに長い行列が!次の予定もあり空港でそんなに時間を取るわけにもいかず断念して他の店で食事を済ませました。以来の長い宿題店で円山に転居後も店の立地の関係で機会がありませんでした。漸く本日の「サンドリア」でのサンドイッチ調達(詳細後日)の帰路、「ここまで来たのだから」と立ち寄ることにしました。場所は地下鉄南北線「中島公園駅」から西へ10分程歩いた「サンドリア」を経て通算所要徒歩15分強、市電だと「東本願寺前駅」が最寄駅になります(地図)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d0/2c3781bb89d50f875264c15c6a6a3dff.jpg)
「えびそば一幻 (イチゲン)総本店」の外観。広い駐車場に外で入店を待つ海老好きの皆さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a6/5de66fd4d34eec65dce5cddc8d026c03.jpg)
この店はコロナ対策が徹底されています。入店すると手指の消毒に加えて検温が求められます。自動の検温機で忘れると店員さんに電子検温器で手首で検温されます。OKが出て漸く入店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7c/7667b72e447198b3eff75bd9ace422d8.jpg)
入店後、こちらの中待ちの長椅子でも間隔を開けて座るよう指示されます。外待ち客の長さはこれ故なんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/62/f2333b0589a8267f968229d839865416.jpg)
待っているうちにメニューを渡されました。スープは3種(そのまま・ほどほど・あじわい)、味付けも3種(えびみそ・えびしお・えびしょうゆ)、麺は2種(太麺・細麺)から選択です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/c0e6cb109fdb8a93b57dda1d38500b8e.jpg)
注文後、周囲の多数の有名人のサイン色紙を拝見。ところ狭しとあらゆる空間に貼られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/26/7acc6b62be77ed8dd6f6b7c7e18afdf4.jpg)
順番が来てカウンター席に案内されます。都合10分程待ったでしょうか。ラーメンですから回転が速いのが救いです。また店内はコの字カウンターのみですが間隔を空けているとはいえ16席ほどありますのでその席数も回転を速めています。なお、店員さんは皆黒づくめでマスクにフェイスガード着用でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/50/6a9b1f39b75d74d25d5411d4104b4b0f.jpg)
こちらがその徹底した感染対策の一端。入り口の消毒液と自動の検温機、席間のアクリル仕切り版に加え、割り箸や調味料を置きっぱなしにしない、水ピッチャー・ティッシュケース・メニュー表は定期的に消毒など・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/53/6b792badffe5a340e2059239ddc51e37.jpg)
待つ間に渡されたメニュー表の裏を良く見ていませんでした。そうだ〆の「えびおじや」用に「えびおにぎり」を忘れた!ちょっと後悔・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d6/ae733adc26ed15df1da7e144b05d776a.jpg)
「えびしお」のとんこつスープ「ほどほど」(税込み830円)が到着。
えびの赤を連想させるという赤い丼に、大量の甘えびの頭部を大きな寸胴でコトコトじっくり煮込んだという「えびスープ」に、紅生姜にえびの風味を練り込んで揚げたカリカリの「えび天かす」や、スープ用に使った甘えび頭を焼いて粉末状にした「えび粉」がトッピング。「えび」、「えび」、「えび」です!加えて具材は薄目のバラチャーシュに半熟卵半分に青ネギ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ed/9a7940b3c9db630111ba8321dfa59769.jpg)
麺は特注のストレート「太麺」。コシのある麺にほどほどの背脂とえびえびしたスープが絡み食べ応えありです。若干かん水臭が残った感じが少し残念ではありますが・。一方、スープは背脂に加え、「えび天かす」や「えび紛」が溶けだすとかなりのコクが出てきます。ただくど過ぎることはなくマイルドで飲みやすいので久しぶりにスープをほぼ全部飲んでしまいました。「えびおにぎり」を頼んで「えびおじや」も楽しみたかった・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/50/6472627c0d57242f69fc97635ba6695b.jpg)
こちらは「えびみそ」でスープは「そのまま」。外見的には「えびしお」とほぼ同じで少しスープに若干味噌色が付いているでしょうか。同じく830円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/25/43751d6c46301814902988c28aab6c7e.jpg)
麺は「細麺」。というより中細のストレート麺で「太麺」より若干透明感があります。同じくコシがありスープともよく絡みます。こちらも美味しかったです。さすがの繁盛店のラーメンでした。ただ海老が苦手な人はギョーザ・ライスくらいしか食べるものはありません。
久々に並んでラーメンを食べました。「海老好き」なので大変結構でした。それにしても「スープ」×「味付け」×「麺」はどの組み合わせがベスト・チョイスなのでしょうか、最後は好みの問題でしょうが機会があれば色々と試してみたいものです。いずれにせよ長年の宿題が果たせた「えびそば」堪能の日になりました。 ご馳走様でした。
「えびそば一幻 (イチゲン)総本店」
札幌市中央区南7条西9丁目1024-10 011-513-0098
営業時間 [月・火・木~日] 11:00~翌3:00 日曜営業
*緊急事態宣言に伴い11時〜20時に変更(アルコール販売停止)
定休日 不定休
http://www.ebisoba.com/
(2021.9.8訪問)