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札幌・円山生活日記

「Rojiura Curry SAMURAI.(ロジウラカリー侍.)平岸総本店」

2007年に豊平区平岸の路地裏で創業したスープカレー専門店の「Rojiura Curry SAMURAI. 平岸総本店」。「野菜を食べる」をコンセプトに契約農家から調達する種類豊富な野菜と手間暇惜しまず素材の旨味を凝縮させた濃厚スープが自慢だとか。今や北海道内に9店舗、道外では東京の5店舗はじめ全国に合計20店舗ほどを展開する大人気チェーンの「総本店」です。

洋ラン展&シクラメン展~豊平公園緑のセンター~」後のランチに「Rojiura Curry SAMURAI. 平岸総本店 」です。 ランチ場所を探して「豊平公園×ランチ」でネット検索すると出て来た店です。「総本店」に惹かれてさらに調べると契約農家から調達する北海道野菜に拘ったスープカレーの店で道内各地はもちろん東京にも出店している人気店のようです。その総本店とはどんなところだろうと大関心で訪問しました。場所は豊平公園からの「宮田屋珈琲レンガ館 Cafe 豊平店」前を通過して西へ向かい住宅街を10分弱歩いたところにあります。確かに“路地裏”のような場所でした(地図)。

店の外観。開店直後の11時過ぎ。

何となく名所表示的な「平岸総本店」の看板。扉の鍵型の取っ手を引いて入店です。右手の「Rojiura Curry Samurai.」の看板にも鍵が描かれていますのでシンボルマークのようなものでしょうか。

店内に入ると先ずはカウンター席(2席)と厨房があります。人数を告げると「奥の2人用のテーブルへどうぞ!」と案内されます。

奥のスペースです。庭に面したカウンタ―席(2人用×3)に4人用テーブル×2と2人用テーブル×4ほどあります。
店の奥側から庭方向を見たところ。ウェブサイトによれば店内もアンティーク物を中心として中古の椅子や席毎の照明にも拘り厳選したものとか。「総本店」らしい趣ある雰囲気(?)が感じられます。
 
更に小上がりフロア席もありました。子供用の椅子も用意されています。先客は既に4~5組。この後どんどんと後客がやってきて、この小上がりも含め満席になりました。

メニューを拝見。「人気No.1」と「STAFFオススメ」が目立ちます。
スープは野菜ベースの「レギュラー」、和風出汁と豆乳が加わった「マイルド」、さらに「レギュラー」にココナッツミルクを追加した「ココナッツ」(+税込み110円)、「マイルド」にココナッツミルクを追加した「マイルドココナッツ」(+同110円)4種類から、辛さは0(辛みなし)~10(+330円)の11段階からの選択です。ライスは標準のMサイズで180gです(これを見ると標準(無料)が300gのすーぷかりー ひげ男爵がいかに良心的ながっつりサービスか判ります)。

北海道上川地方の士別市や名寄市を中心とした契約農家から調達するという拘りの野菜類の掲示があります。この日の野菜は、キャベツ、にんじん、キクラゲ、ブロッコリー、なす、パプリカ、ゴボウ、ピーマン、カボチャ、レンコン、ジャガイモ、舞茸、大豆の13種類に、オクラ、小ねぎ、ホールトマト、玉ねぎ、ヤングコーン、大根、サツマイモの合計20種類でした。

人気メニューの紹介です。これらも参考に注文しました。

まずは「チキンと一日分の野菜20品目」税込み1,650円。10分ほどで到着。スープはレギュラー、辛さは2番(中辛)、ライスはM(180g)です。骨付きチキンレッグは揚げた“パリパリ”か茹でた“柔らか”かを選べます。選択は“パリパリ”。かなり大きめのレッグです。
20種類の野菜はちょっと小さめにカット。“日ごろ野菜を食べる機会が損なわれがちなお客様へ、一度に多品目野菜の豊富な栄養を摂取してもらいたい、という気持ちが込められております”とか。スープカレーは野菜の旨さが持ち味でこの店の人参やじゃがいもも美味しいと思ったのですが、特に良いと思ったのは大豆とごぼう。後でウェブサイトを見ると“店主のお兄さんが生産する大豆「ゆきほまれ」は、絶妙な歯ごたえを感じる硬さにこだわり、ごぼうは、醤油ベースの煮汁で煮た後、衣をつけて揚げ、ごぼうの風味と食感を活かす”という自信作。大き目の“パリパリ”レッグもジューシーで良いお味でした。
スープは自社工場「侍.スープファクトリー」でこだわり野菜をふんだんに使い丸2日かけて創り上げたというもの。“一般的なルーカレーとは違い、化学調味料や小麦粉・油を使わず、大量の野菜と鶏・豚骨・煮干・鰹節などを丸二日間煮込み、素材の旨みを凝縮させた、濃厚かつ栄養満点な無添加スープがベースとなります。そこに飴色玉ねぎ・完熟トマトや様々な健康効果のある自家製スパイスを加える事で、一層深みのある風味豊かな黄金スープに仕上がります。スープをひとさじ口に運べば素材の旨み・甘み・酸味・スパイスが混然一体となった極上の味わいに、思わず笑みがこぼれるはず”という拘り。野菜が溶けだしたと思われる少しとろみのついた酸味とスパイスの風味がバランス良い味わいのスープです。

もう1品は「侍.まつり」2種のトッピングで同1,485円。スープは「マイルドココナッツ」(+同110円)、辛さは4番(辛口)、ライスはM(180g)。合計同1,595円。

野菜は13種類でごぼうと大豆が目立ちます。
トッピングの選択は「侍.ザンギ(2個)」と「カキフライ(2個)」。貧乏性なので単品価格の高い2品(どちらも税込み330円)を頼んだのですがかなりのボリュームになりました。「野菜13品目」同1,100円と何かトッピング1品でも良かったようです。ライスは“北海道士別市の店主の家族が心を込めて育てた「きらら397」”“スープへ浸したときの相性をよくするために白米と玄米をブレンドし、やや固めに炊き上げてあります”とか。食べた時の印象は麦飯を交ぜているのかと思ったのですが玄米だったようです。口コミでは「固い!」と辛口コメントがありますが歯ごたえある玄米ブレンド米はスープカレーと絶妙マッチで店の選択OK!です。 
「ココナッツマイルド」スープは野菜ベースの「レギュラー」に和風だしと豆乳にココナッツミルクが加わり粘度がやや緩くなっています。贅沢エスニック風味で好きな味です。ライス標準Mサイズの180gが多く感じる程のスープ具材のボリュームでした。


12時過ぎの退店時には店前の駐車場がほぼ埋まって車内で待つ人を何組も見かけました。第二駐車場もあるということでそれだけ人気なのでしょう。

全国展開する総本店のスープカレーはさすが味わいでした。店拘りの野菜シチューのような少しとろみのあるスープに人気の程が判りました。価格設定が少し気になったのですが拘り野菜はじめ具材のボリュームで納得です。腹具合と懐具合によりメニュー選択で調整も可能ですから。店ごとの内装にも拘っているとのことなので他店も試してみたいものです。ご馳走様でした。

「Rojiura Curry SAMURAI. 平岸総本店(ロジウラカリーサムライ)」
札幌市豊平区平岸3条3丁目2-3   011-824-3671 
営業時間 11:00~15:30(L.O. 15:00)/17:00~21:30(L.O. 21:00)
定休日 不定休
https://samurai-curry.com/
(2021.11.14訪問)

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