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札幌・円山生活日記

洋ラン展&シクラメン展~豊平公園緑のセンター~

農林水産省林業試験場の跡地を利用して1977年に開園した「豊平公園」。約7.4haの園内には各種バラ等を栽培している「花木園」、各国の針葉樹を集めた「針葉樹見本園」などの花壇・庭園のほか、植物についての常設相談コーナーと展示温室を備えた「緑のセンター」等があります。園内では先週の「洋ラン展」に続き、現在「シクラメン展」が開催中です。

本日は「豊平公園」で鑑賞した「洋ラン展」と「シクラメン展」です。きっかけは今回も地下鉄東西線「円山公園駅」構内に掲示されたポスターです。「豊平公園緑のセンター」で11月9日(火)より「洋ラン展」が、11月16日(火)より「シクラメン展」が開催されるということで出かけてきました。公園は地下鉄東豊線「豊平公園駅」下車(1番出口)すぐの便利な場所にあり「大通駅」で乗り換えて自宅より30分ほどで到着です。

「豊平公園~冬の展示会~」のポスター。
「緑のセンター」の外観。

【洋ラン展】(11月9日(火)~11月14日(日))
「洋ラン展」の入口付近。
展示会場の様子。午前中からカメラ片手に多くの人が鉢植えに見入っていました。

大賞ほか優秀作品の展示。それぞれ見事な洋ランです。

大賞(北海道友蘭会長賞)《バンダ》橋本寿子さん出品。

準大賞《バルボフィラム》橋本雅子さん出品。

優良賞《カトレア》。

ミニオーキッド賞《デンドロビウム》。

優良賞《デンドロビウム》。
奨励賞《パンダ》。

《リンコレリアカトレア》。

《カトレア》。

「洋ラン展」は「緑のセンター」内での展示ですので規模は大きくないのですが受賞作品はもちろんのこと出品作品いずれも大変立派な花振りで見応えがありました。大賞受賞作品の大振りで色鮮やかな洋ランの見事さに加え、準大賞やミニオーキッド受賞作品、原種のランなど小ぶりながらも楚々とした可憐な美しさの作品が魅力的でした。ここまで育てられた方々のご苦労や如何ばかりかと大変感心しました。

【シクラメン展】(11月16日(火)~11月21日(日))
「シクラメン展」の入口付近。

会場のようす。「洋ラン展」のようなコンテスト出品作品の展示ではなく季節もののシクラメンの展示販売会でした。約130鉢のシクラメンを展示販売する予定だそうです。


それでも多様な種類のシクラメンが展示され見ていて楽しかったです。こちらは《フォレブルクト》。


《フェアリーピコ》。


《宴(うたげ)》。


《フェアリーピコ》。


《カーリーMIX》。


《ゴールド》。


《インディアカ》。シクラメンの鉢は高いもので3,800円、安いものは490円からありました。

「緑の相談コーナー」。専門知識と経験豊富な緑の相談員が園芸に関する様々な相談に対応するコーナー。電話:011-811-9370/受付時間:10:00~12:00,13:00~16:00。この時間も男性の相談員が電話に応答していました。

温室のある「緑のセンター」2階のようす。
温室内では《ストレリチア(別名ゴクラクチョウカ)》が見事に開花していました。30才半ばに駐在した星国のコンドミニアムの植栽に咲いていた花です。懐かしいです。


「緑のセンター」を出て公園内をしばし散策しました。こちらは夏の紫陽花との共演が美しい白樺林。


「花木園」のバラの木には冬囲いが施されていました。
アーチに咲き残っていたバラ。


池は既に水が抜かれていましたがもう少し前に来れば紅葉が綺麗だったろうなという景色でした。

「豊平公園緑のセンター」では今回の「洋ラン展」以外にも愛好家の皆さんによる作品の展示会が一年を通じて開催されているようです。また公園内には白樺林周りの紫陽花に加え、チューリップ花壇にムスカリの小径、菖蒲園のハナショウブ、花木園のバラに秋の紅葉などと季節毎の見どころがあるようでした。来年はもう少し開花カレンダーを見ながら花めぐり等に訪問したいと思います。ありがとうございました。

「豊平公園」
札幌市豊平区豊平5条13丁目 電話011-811-6568
営業時間 8時45分〜17時15分
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金 無料 ※テニスコート640円/1時間駐車場無料
http://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/
(2021.11.14・17訪問)

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