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札幌・円山生活日記

赤れんが庁舎・八角塔が近くで見学できます!~「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設」~

「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」は明治21年(1888年)の創建で現在国指定重要文化財で札幌の外せない観光スポット。現在の建物は火事で焼失したものを明治44年(1912年)に再建されたものですが老朽化に伴う補修や耐震補強が必要なことから大規模な改修工事が行われています。来年5月までの予定で現在は同工事現場が無料公開され「八角塔」の屋根も近くで見ることができます。

本日は「北海道議会食堂」で名物のメガ盛り「特ざるそば」でランチ後に「北海道旧本庁舎(赤れんが庁舎)」の改修工事の見学ほかです。同工事現場は昨年10月上旬より一般公開予定だったのですが火事が発生し公開は本年5月までずれ込みました。その後には特段の問題もなく6月末には見学者が3万人を突破するなど人気のようです。満を持しての感もありますが敷地内の散策も兼ねて本日出かけてきました。
「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設」 の北側。
国の重要文化財に指定されている北海道庁の旧本庁舎「赤れんが庁舎」は明治21年(1888年)にレンガ造りで「八角塔」を備えた洋風の庁舎として創建。その後、火災で外壁を除いて全焼し、いまの建物は明治44年に再建されたもの。現在は老朽化に伴う補修や耐震補強が必要なことから大規模な改修工事が行われていて、令和7年にリニューアル復元オープン予定だそうです。
見学施設の入口。見学施設は「赤れんが庁舎」本体の前に、本体から取り外した「八角塔」を取り囲むように建てられており、「八角塔」及び庁舎本体の一部を窓越しに見えるほか、赤れんが庁舎の改修工事概要や歴史の展示が行われています。
見学施設に入ってすぐの1階から見ることができる「八角塔」。
見学施設2階にあがると「八角塔」塔頂部の高さです。
「八角塔」の概要が解説されています。
その一環として「八角塔」の移設工事の推移ビデオが放映されていました。





このようにして移設された「八角塔」が目の前です。正面には近くで見ることの少ない避雷針。また屋根の一部が銅色になっていて近年補修されたことが分かります。

見学施設の3階。中央には「八角塔」の塔頂に付けられている北海道旗が突き出ています。
「八角塔」の建設資材などが展示されています。

またガラス超しに「赤れんが庁舎」本体の改修現場も見ることができます。
以上「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設」でした。赤れんが改修工事だけでなく庁舎に係る歴史も展示され見どころ沢山です。事前予約も見学料も不要で便利な場所ですので何かの機会にいかがでしょう。

折角ですので敷地内も散策です。先ずは展示されている「換気塔」。
「赤れんが庁舎」の屋根から突き出ている換気塔は、耐震補強のため切り離して地上で保管されています。そのうちの2本は来年ごろに屋根上へ戻すまで間近で見ることができるように展示されています。


「世界の恒久平和を求める決議」「平和への願い」が刻まれている「平和のモニュメント」。


前庭の南の池。一面《睡蓮》で覆われています。
水面に咲く《睡蓮(すいれん)》。

同じく前庭の池畔には子育て中の《オシドリ》の親子。
白いポプラの綿毛の中で元気に活動中でした。

本郷新氏・作《北の母子像》。
以上で本日の散策終了です。ありがとうございました。

「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」
札幌市中央区北3条西6丁目
電話 011-204-5019(ダイヤルイン/平日8時45分~17時30分)
011-204-5000(北海道庁本庁舎中央司令室/土曜・日曜・祝日)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/sum/sk/akarenga.htm
(2023.7.3)

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