見出し画像

札幌・円山生活日記

円山西町の人気のスープカレー専門店~「Soup Curry Suage3(スープカレー スアゲ3)」~

円山西町の人気のスープカレー専門店「Soup Curry Suage3(スープカレー スアゲ3)。札幌で2007年に創業した小さなお店が今や札幌市内に5店舗、渋谷はじめ東京エリアに3店舗、海外にも韓国・シンガポール・台湾などに出店する大繁盛店となりました。コンセプトは“美味しくて、食べやすい”です。

今日は円山西町の人気のスープカレー専門店「Soup Curry Suage3(スープカレー スアゲ3)」でランチです。「円山西町」のこのエリアはアクセスが決して良いとは言えない場所にも係わらず人気店が集まっており「円山公園」の自然歩道を抜けて久々にやってきました。パンケーキが人気の紫陽花珈琲」や住宅地の奥にある「シークレット レストラン カメ (Secret Restaurant KAME)」などは訪問済みなのですがカレーの有名店やスイーツが人気のカフェなど宿題店はまだまだあります。そんな店の一つが「Soup Curry Suage3(スープカレー スアゲ3)」で今回満を持して(?)予約して参りました。場所はJR北海道バスの「円山西町2丁目」「円山西町3丁目」バス停が最寄りで「藻岩山麓通り」沿いの「紫陽花珈琲」の2軒隣になります(地図)。

「Soup Curry Suage3(スープカレー スアゲ3)」の店頭。12時30分頃の退店時の様子ですが店内の待ち客席に入りきれない客が店外まで列をなしていました。小さな子供連れ家族も目立ちました。合計10数人待ちです。

店内に入ると薪ストーブが置かれWELCOMEのプレートが掲げられています。
こちらで手指の消毒をし店員さんに予約済である旨を伝えますが「ご来店ありがとうございます。しばらくお待ちください」と言われたまま2組の客とともに入口付近で待たされます。
待つ間に周囲を観察。店内の壁には有名人のサインがたくさん並べられています。待ち客数や店内の様子からも人気店であることが伺えます。


1階には厨房前にカウンター席があり・・。
2階にあがる階段の周囲にもテーブル席があります。「予約のお客さまご案内します」との誘導で予約の際に希望を聞かれ指定した2階席に案内されます。
2階に階段を上がってすぐのところには4人客用のソファ席やテーブル席が・・。
2階席の中ほどにはカウンター席や段差を設けたお洒落な空間に大人数用のテーブル席があります。
案内されたのは窓に面したカウンター席です。
窓からは「藻岩山麓通り」と向かいのカレーの有名店が見えます。あちらも駐車場が一杯です。
更に吹き抜けの植栽部分の向こうにもテーブル席がありました。1~2階併せてかなりの席数のようですが満席になるようなことはありません。退店時の10数人の待ち客がいる時もそうでしたので店の方でスタッフの数などから勘案して席に案内する客数を調整しているのでしょう。一般的には店頭で待たされるのは我慢できても一旦席に案内された後でオーダー取りや配膳で待たされるのは不快に思う客が多いそうですから。

それではメニューを拝見。グランドメニューがスープカレー9種類にキッズカレー。
スープは定番の「Suageスープ」と「ココナッツスープ」(プラス150円)の2種類、辛さは「①甘口」~「⑥超辛」まで6種類。⑦~⑩までは「ハラペーニョ」入りでプラス100円です。一方ライスの量は「小ライス(150g)」と「中ライス(200g)」が選択可能で「大ライス(350g)」の場合はプラス100円となります。
そしてSuage3円山店限定の「イチオシカレー」に「スペシャルデザート」等のメニューです。
そこには“土から野菜ができスープカレーとなってお客様の元に届くまでの全過程において責任を持ちたいとの想い”から江別市に自社農園「すあげアグリ」を立ち上げたことや、農園敷地内の自社工場で加工品なども手作りしていることなどが書かれています。

まずは多くの客が注文するというラッシーのひとつ「ハスカップラッシー」(税込み450円)が登場。

一番人気という「パリパリ知床鶏と野菜カレー」。スープは定番の「Suageスープ」、辛さは「③中辛」、ライスの量は「中ライス(200g)」で税込み1,280円。。
具材メインの串に刺した知床鶏は炭火でパリッと焼かれ香ばしく旨味ある良い味です。野菜は自社農園製のジャガイモ(インカのめざめ:串刺し)と人参(串刺し)、かぼちゃ、茄子、ピーマン、まいたけが店名の通り“素揚げ”され、水菜とゆで卵(1/2)がトッピングです。ジャガイモはホクホクで、人参やかぼちゃは甘いなど素揚げされた野菜がそれぞれのしっかりとした味を感じる事ができます。やはりスープカレーは野菜が美味い!
ライスは北海道産米の白米と玄米、古代米の一種の赤米の3つをブレンドしたものだそうです。ちょっと固めの炊き具合がスープカレーによく合います。
番「Suageスープ」。“Suageこだわりのスープは玉ねぎを8時間以上かけてじっくり炒めたものをベースに鶏ガラの旨味やトマトの酸味を加えたクセのないスープです”という酸味が効いたコクのあるスープです。辛みも適度で行列人気に納得の味わいです。

もう一品は「イチオシカレー」の「海老のマヨ明太ソースと夏野菜のカレー」。スープは「ココナッツスープ」、辛さは「④辛口」、ライスの量は「中ライス(200g)」で同1,530円。
具材は剥き海老の天婦羅にマヨ明太ソースがかかったもの。夏野菜はインカのめざめ(串)と人参(串)にかぼちゃ、茄子、ブロッコリー、パプリカ(赤/黄)にパセリの素揚げに水菜とゆで卵(1/2)がトッピング。剥き海老の天婦羅は美味しいですがサイズが小さいのであまり存在感はなく夏野菜が主役のようです。
番「Suageスープ」にココナッツを加えた「ココナッツスープ」。アジア的な好物の味です。辛さは「④辛口」ですが時折香辛料が喉を刺激する程度で全体的にマイルドな味わいになっていました。

スペシャルデザートの「自家製ラムレーズンのパウンドケーキ」(同350円)と「深煎りフレンチプレスコーヒー」同500円。
「自家製ラムレーズンのパウンドケーキ」はラム酒の効いたしっとり味。350円とはかなりのサービス価格と思えます。

そして指示通り3分待ってプレスした「深煎りフレンチプレスコーヒー」。酸味が目立つ深煎りコーヒーでした。満腹しました。


1階で会計の際にポイントカードを作っていただきました。

スープカレー1杯でスタンプ1個、15ポイントで500円の割引だそうです。

「Soup Curry Suage3」は店へのアクセスが良いとは言えません。それでも多くの客が行列をする繁盛ぶりに納得の美味しいスープカレーです。特に手間ひまかけた拘りのスープと自社農園産の野菜を素揚げし味を凝縮させた具材の旨さが人気の秘密のようです。併せてお洒落なカフェのようなスタイリッシュ空間も高得点なのでしょう。大変結構なお店でした。ご馳走様でした。

「Soup Curry Suage3」
札幌市中央区円山西町7丁目1-1
電話 011-624-6766
営業時間 11:00~21:00(L.O.20:30)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、状況により変動する場合がございます。
定休日 不定休
(2022.7.16訪問)


最新の画像もっと見る

最近の「カレー」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事