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札幌・円山生活日記

「らーめん てら」

JR琴似駅にほど近い「らーめん てら」。いわゆる「二郎インスパイア系」の「極太にんにく醬油麺」が人気です。迫力のラーメンは多くの人を惹きつけリピーターを量産する雰囲気です。今日も多くの「二郎ファン」が野菜をかき分けつつ極太麺をワシワシ食べていました。

熱烈ファンを持つ「ラーメン二郎(じろう)」は1968年に東京都港区三田で創業したラーメン店。慶応大学三田キャンパス近くの店で出した豚骨スープ醤油ダレの厚切りチャーシューに茹キャベツともやし山盛りラーメンで大ブレークし多くの二郎ファン“ジロリアン”を生み出しました。残念ながら慶応ボーイではないので頻繁に食べた訳ではないのですが後を引く味わいが懐かしく「二郎インスパイア系」の店が琴似にあると知って期待で出かけました。店名は「らーめん てら」 、場所は「JR琴似駅」と地下鉄東西線「琴似駅」を結ぶ「琴似・栄町通り」から「JR琴似駅」寄りの「桑園・発寒通り」に入り東方向へ少し歩いたところです(場所)。

 
「らーめん てら」 の「桑園・発寒通り」に南向きに面する店舗。ちなみに「ラーメン二郎三田本店」に直接のルーツを持つ店舗で提供されるものを「二郎系」、オリジナルに創り上げ二郎系ラーメンを再現している店舗で出されるものを「二郎インスパイア系」と分類するそうです。「ジロリアン」の世界は深いようです。


本日は11時の開店前に到着。店頭の表示を拝見。「らーめん てら」店長のおすすめはやはり「二郎インスパイア系」の「極太にんにく醬油」。


オープンと同時に入店。入ってすぐの券売機で食券を購入。

店内はカウンター席のみの全7席。一番奥の席に座ります。


席前には「おしながき」とともにトッピングメニューが。「極太にんにく醤油」にすると「ヤサイ」、「アブラ」、「ニンニク」、「カラメ」は無料で増量できます。 

注文すると店主は「小林製麺」の箱から麺を取り出し調理開始。

10分ほどで到着した「極太にんにく醬油」の「ヤサイ・アブラ増し、辛め(濃いめ)」。税込み850円。左にチャーシュー、右にニンニクみじん切り、大盛りのもやし等の上に追加の背脂。見た目も迫力です。
少し斜めから見たところ。上からはほとんど麺は見えません。

もやしの下から発掘した小林製麺の特注極太平打ち麺。中華麺は通常150gのところ極太麺は1玉250gだとか。弾力のあるもっちり麺には濃厚なス―ㇷ゚がよく絡まりスープ・ラーメンなのに油そばのようです。この食べ応えは格別です。

濃いめのスープには適度に背脂とニンニクが混ざり刺激的ですが、総じて濃厚さの中にまろやかさもあり味のいい醤油スープです。最後まで飲めそうですがカロリーと塩分過多になりそうなのでスープは少し我慢し麺と野菜をひっくり返しながらワシワシ食べ進めました。ボリューム満点ではありますが食べやすい味わいスープなので無事完食できました。 

久々に迫力のラーメンを食べた気分で大満足です。ただマスクで感じる自分の息がしばらくニンニク臭く少し閉口しましたが。この店は札幌では二郎インスパイア系の草分け的な存在のようで二郎好き・がっつり系好きにはオススメしたいです。クセになる味わいでした。ご馳走様です。

「らーめん てら」
札幌市西区琴似1条1-3-10 011-612-8277
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:45)/17:30~21:00(L.O.20:45)
定休日 木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)
(2021.10.11訪問)

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