我が国唯一の寒地土木技術の試験研究機関「寒冷地土木研究所」。構内を流れる精進川沿いに植栽された170本ほどのチシマザクラが咲く時期には一般開放され見学・お花見が出来ます。“知る人ぞ知る”穴場的な桜の名所として人気です。本年の一般開放は4月23日(火)に始まり30日(火)までの予定です。
本日は【札幌で花見🌸2024】の第二弾として「寒地土木研究所」です。“知る人ぞ知る”とされる桜の穴場的存在は構内の千島桜の開花時期にあわせて一般開放されます。今年も4月23日(火)より一般開放が始まり天候の良い初日に出かけてきました。場所は地下鉄南北線「中の島駅」1番出口から北へ3分ほど歩いたところにあります(地図)。
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「寒地土木研究所」。入口付近にも桜が咲いています。
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構内一般開放は4月23日(火)~4月30日(火)までです。土日祝も開放だそうです。
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メインの《千島桜(チシマザクラ)》は研究所構内を流れる「精進川」沿い左右に170本程植えられているそうです。本日も多くの人達が鑑賞に訪れていました。なお構内では飲食は禁止されており宴会も禁止です。
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《千島桜(チシマザクラ)》は研究所構内の環境整備の一環として昭和59年(1984年)に釧路支庁管内浜中町霧多布から苗木200本を取り寄せて植樹したものということです。千島桜は、エトロフ桜とか国後桜とも呼ばれ、本州北部や北海道の高山、南千島、ウルップ島に分布し、昭和11年(1936年)に植物分類学社の宮部金吾氏が命名したと言われています。北海道では昭和48年(1973年)に北海道記念保護樹林に指定されています。
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《千島桜(チシマザクラ)》は咲き始めはピンク、満開時には白に変化していくそうです。現在は5分咲ということでピンク色の花が多く見られました。
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中には既に白い色に変化している花もありました。《千島桜(チシマザクラ)》は色合いの変化と過程のグラデーションが綺麗です。
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公開エリアの最奥部から見た「精進川」と桜。入口方向へ戻ります。
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入口付近には黄色い花が見事な《レンギョウ》が咲いていました。
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なお構内では取材のカメラクルー2社を見かけました。後刻確認すると・・。
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HTB北海道ニュース(4月23日12:15配信)『札幌市豊平区の寒地土木研究所が構内を一般開放。170本のチシマザクラを求めて4000人』。
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HBC北海道放送(4/23(火) 12:19配信)『札幌市豊平区の桜の名所・寒地土木研究所では、約170本のチシマザクラが見ごろを迎え、23日から一般公開が始まり朝から家族連れなどでにぎわっています』・・でした。以上で札幌で花見2024の第二弾は終了です。ありがとうございました。
「令和6年度 寒地土木研究所千島桜一般開放」
札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号 電話:011-841-1112
開放期間 | 令和6年4月23日(火)~令和6年4月30日(火)まで (土日祝も開放します) |
開放時間 | 8:30~17:00(最終退出17:30) |
開放範囲 | 構内の精進川沿い 千島桜の保護のため根元付近への立入はご遠慮願います。 |
アクセス | 地下鉄南北線「中の島」駅1番出口から北へ約200m |
駐車場 | 約50台(バス等不可) 駐車台数が限られているため、なるべく公共交通機関でお越しくださいますよう、お願いいたします。 なお、高齢者・介護福祉施設等のマイクロバスについては、事前に相談いただいた場合は入場可能です(連絡先:011-841-1624)。 |
(2024.4.24)