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札幌・円山生活日記

「レストラン・モリエール」

「レストラン・モリエール」は北海道を代表するフレンチの有名店です。36年の歴史を持ち北海道ミシュランの三ツ星店にも選ばれたとか。拘りの北海道食材を多彩な味変技で楽しめる美味溢れる料理と気持ち良いサービスの洗練された店です。周囲の円山公園・北海道神宮の自然溢れる環境も魅力を高めています。

初「モリエール」です。札幌転居前の北海道旅行の際には札幌駅近くに宿をとることが多く、高級フレンチといえば「ミクニ・サッポロ」を何度か訪問した
のですが、グルメ情報等で常連上位の「モリエール」はまだでした。今回予約が取れてランチにやってきました。場所は「円山公園駅」でも「西28丁目駅」でも徒歩圏で、「北1条宮の沢通り」を「北海道神宮」の二の鳥居に向かう途中のマンションの1階にあります。 我が家からは「円山公園」内を経由して徒歩で10数分でしょうか。


緑に囲まれた店の入り口。北海道神宮前郵便局が隣です。
店のウェブサイトによれば、ランチは「Menu Terroir(¥12,400)」、「Menu HOKKAIDO(¥8,200)」、「Menu Molière(¥6,200)」、「Menu Forêt(¥4,600)」の4種類(+サービス10%、以下同)。「Menu Forêt」でもとうきび、季節野菜、ブロッコリー、洋梨 紅茶、仔羊、馬鈴薯、牛乳ソルベ、ミニトマト」と書いてありボリューム的にも適量かとこれで予約しました。加えて、当日、ペアリング・ワインの4種類(¥5,200)を注文しました。


最初の「とうきび」。とうもろこしの冷製スープ。冷製と温製の両方楽しめるようにと茹でたての輪切りのとうもろこしが追加されます。

ワインは北海道産の白ワイン、NIKI Hills の「HATSUYUKI 2018 」です。
 
次の「季節野菜」。20種類以上の季節野菜やハーブ、きのこ等の温野菜サラダ。レモン、ビーツ、パセリ、ゴマ、梅のソースが添えられ、良くかき混ぜていただきます。食べ進むうちに色々な味が出てきて新鮮な驚きで最後まで美味しくいただけます。

ワインは、仏ロワールの「Muscadet Sevre Et Maine Sur Lie Vieilles Vignes 2018(ミュスカデ ド セーブル エ メーヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ)」です。

「ブロッコリー」。美瑛産の茹でたてブロッコリーを半熟卵・パルミジャーノチーズ・メレンゲを合わせたカルボナーラ風のソースでいただきます。味変もそうですが自分で最後の味付けをしている感じで楽しめます。

ワインは仏ブルゴーニュの「François Carillon Bourgogne Chardonnay 2017(フランソワ・カリヨン ブルゴーニュ シャルドネ)」です。

口直しのレモンティーのソルベに洋梨リキュールを添えたもの(「洋梨 紅茶」)を挟んでメインです。通常だと「羊」なのですが予約の際にアレルギーや好みを聞かれ「カスベ」に変更いただきました。ムニエルに焦がしバターソースで、クルトンと檸檬風味のジャガイモが添えられています。これらを合わせて食べていくとまた味変を楽しめます。メニューにある「馬鈴薯」は1年熟成の真狩村メークインのグラタンが後ほど登場しました。
ワインは仏ブルゴーニュ・コート ド ボーヌの「 Lucien Muzard et Fils Santenay Champs Claude Vieilles Vignes 2017(リュシアン・ミュザール・エ・フィス サントネイ シャン・クロード ヴィエイユ・ヴィーニュ)」です。赤ワインが好きなのでピノノワールをお願いしました。ワインは4種類とも若いですが基本爽やかでもしっかりした味わいです。これで5,200円はお得ですね。
最後のデザート「牛乳ソルベ」。これも添えられたオリーブオイルと黒コショウで味変です。更に「ミニトマト」のコンポートや「沖縄檸檬のゼリー」、「揚げパン 」などが出てきて、エスプレッソ・コーヒーとともにいただきます。ほぼ満腹です。ボリューム的には正解でした。

本日は店の雰囲気、スタッフのサーブ、そして何と言っても料理が秀逸で大変満足でした。3か月前から予約可能とのことですので、すぐにでも次回の訪問を予約したいと思いました。
ご馳走様でした!!

「レストラン・モリエール」
北海道札幌市中央区宮ケ丘2-1-1 ラファイエット宮ヶ丘 1F
011-631-3155   http://www.sapporo-moliere.com/ 
営業時間 11:30~14:00(LO) 17:30~20:00(LO)
定休日 水曜日
(2020.9.10訪問)

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