東京・四谷見附の細い路地にある行列人気店「名代たいやき わかば」。昭和28年(1953年)創業で東京の『たい焼き御三家』と言われる名店の一つです。塩気が効いたパリパリ薄皮の中には社訓である「たい焼きのしっぽにはいつもあんこがありますやうに」の通り頭から尻尾の先まで自家製あんこが詰まっています。
一時帰京の初日の続きです。竹橋のKKRホテル東京「カレーステーションリラ」でカレーランチ、四谷四丁目の「曹洞宗 萬亀山 東長寺」での墓参に続いてやって来たのは新宿若葉町にある四谷見附「名代たいやき わかば」です。約40年前に四谷三丁目に住んでいたことがあり当時から有名店だったのですが店の場所をうまく見つけることができず未訪問でした。店の名声を知った妻より“折角の機会なので行こう!”と誘われ出かけてきました。改めて確認した店の場所はJR「四谷駅」から地下鉄丸ノ内線「四谷駅」に続く「新宿通り」を南の路地に入ったところにあります(地図)。
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四谷から四谷三丁目方向へ向かう「新宿通り」から南へ細い路地を入っていくと住宅街の中に忽然と行列店があります。それが「名代たいやき わかば」です。
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「名代たいやき わかば」の創業は昭和28年(1953年)。東京で『たい焼き御三家』(他の2店は麻布十番「浪花家総本店」と人形町「柳家」)の中では最も新しい店ですが近所に住んでいた演劇評論家の安藤鶴夫氏が新聞コラムで「しっぽまであんこが詰まっている!」と激評して以来の大人気店です。営業時間は9時半から18時半まで(土日祝は18時まで)で行列が途切れることはないそうです。
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訪問当日は平日の午後。20人以上が壁伝いに整然と並んでいます。すぐ前に並んでいた人によれば前回来た時は10数人が並び約15分待ったそうです。その計算でいくと本日の待ち時間は30分程度と覚悟します。
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10分ほど経過すると焼き場が覗ける店の横窓のところへ来ました。職人さんが1枚1枚手焼きするところを見学します。型に小麦粉を毎回均等に薄く延ばす試験にパスした職人だけが「焼き」を任されるそうです。ちなみにたい焼きは「わかば」のように1枚1枚別々の型で焼くのを『天然のたい焼き』、同時に何枚も焼くことのできる大きな型のを『養殖のたい焼き』というそうです。
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店頭では「わかばの自家製あんこ」のみの販売もしています。あんこのみの購入は並ぶ必要はありません。
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漸く「東京名物」「創業昭和28年」などと書かれている暖簾の下まできました。
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予想通り約30分並びこちらでたい焼きを注文。1尾税込み210円です。土産用と店内で食べる分を注文。焼き上りを待ちます。
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店内のイートインスペース。席の確保は並んでたい焼きを購入してからです。熱いお茶はセルフサービスで用意されています。
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たい焼きの尻尾には「わかば」の文字があります。パリパリの薄皮に尻尾まであんこが詰まっています。創業当時から1個のたい焼きにあんこ80g、小麦粉40gの計120gと決まっているとか。その自家製あんこは「こしあん」に近い「粒あん」で優しい甘さの何となく昔懐かしい味わいです。美味しくいただきました。ご馳走様です。
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なお土産用にテイクアウトしたものは温めなおすと美味しくいただけるそうです。
続いて「名代たいやき わかば」をネット検索していた際に知った「須賀神社」へ。人気アニメ映画『君の名は。』で一躍脚光を浴びた『聖地』だそうです。
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「須賀神社男坂」(地図)。『聖地』巡礼者同士で譲り合って撮影です。
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こんな風にアニメ映画『君の名は。』では登場しました(画像はお借りしました)。
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近年脚光を浴びた神社ですが江戸初期から鎮座している「東京四谷総鎮守 須賀神社」です。「名代たいやき わかば」から徒歩10分ほどの距離でした。
最後に初日の夕食は学生時代からの友人と「暗闇坂 宮下 丸ビル店」です。
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「丸ビル」最上階からJR東京駅舎などの夜景を眺めながら美味しい和食のコースをいただきました。ご馳走さまです。以上で一時帰京の初日終了です。2日目に続きます。ありがとうございました。
「名代たいやき わかば」
住所 東京都新宿区若葉1-10
電話 03-3351-4396
営業時間 9:30〜18:30 ※祝日は18:00まで
定休日 日曜
http://www.246.ne.jp/~i-ozawa/#info
住所 東京都新宿区若葉1-10
電話 03-3351-4396
営業時間 9:30〜18:30 ※祝日は18:00まで
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(2024.2.26)