湯の国「登別」。豊富な湯量と泉質に恵まれNHK番組「ブラタモリ」でも日本屈指の人気温泉地と紹介されたほどです。人気となった秘密でもある9種類の泉質を1日で堪能できる温泉とともにクマを身近に見ることができる「のぼりべつクマ牧場」やペンギン・パレードが人気の「登別マリンパークニクス」、江戸時代の町並みを再現した「登別伊達時代村」など見どころ豊富な観光地です。札幌からJR特急利用で1時間~1時間間30分程の近さです。
本日は登別への1泊2日の観光旅行の2日目。登別温泉街の「ホテルゆもと登別」をチェックアウトした後、「大湯沼川天然足湯」へ、そして温泉街から「JR登別駅」に戻る途中に「登別伊達時代村」に参りました。
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「ホテルゆもと登別」。チェックアウトし荷物を預けて観光に向かいます。
【登別地獄谷から大湯沼川天然足湯へ】
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「大湯沼川天然足湯」へ向かう前にもう一度「登別地獄谷」へ。
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「登別地獄谷」。複数の噴気孔から蒸気が上がっています。
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明るい陽の下で見る雪景色の地獄谷。
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昨日は次から次へと観光客が記念撮影していた看板。
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タモリさんが収録で来られた際は赤茶色の山の斜面が露出していましたが今は雪で覆われていました。
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放送された『ブラタモリ』によれば昔は立ち入り禁止は無く噴気孔近くまで立ち寄れたそうです。
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その当時の名残の「鉛地獄」の石碑。
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同じく「鉄砲地獄」。
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その一角にある「薬師如来堂」。江戸時代末期に硫黄を採掘していた南部藩の家臣がお堂の下で湧く温泉で眼を洗ったところ眼病が治ったと伝えられています。
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堂内にはお礼に寄進された石碑が安置され「目の湯」として親しまれているそうです。
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「地獄谷」から「大湯沼」を経て「天然足湯」へ至る散策路は冬季間閉鎖のため商店街北端にある「泉源公園の間欠泉」へ戻ってきました。
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登別市PRキャラクター「登夢(とむ)くん」の像が建つ交番脇からバス道を「大湯沼川天然足湯」へ向かいます。「登夢くん」は登別温泉の守り神「湯鬼神(ゆきじん)」がモチーフだそうです。
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「大湯沼川天然足湯」へ向かうバス道のバス終点「足湯入口」近くにある大きな「親子鬼像」。
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「天然足湯」への散策路入口。
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「大湯沼川」沿いを数分かけて歩いていくと・・。
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「大湯沼川天然足湯」に到着。
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足湯が使い易いように腰掛場が設置されています。
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腰掛用に防水シートも用意されています。
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天然足湯の源泉である「大湯沼」の沼底では約130℃の硫黄泉が激しく噴出していて足湯に届く頃には適温(少しぬるめ)になるようですが湯泥が噴出すると高温の源泉が流れてくるそうです。要注意です。
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NHK番組『ブラタモリ』でタモリさんと野口アナが楽しんだ辺りで足湯です。この時のために自宅からタオルを持参しました。
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少し濁った湯温はぬるめ。足を入れていないとすぐ湯冷めしそうです。
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それでも硫黄で色が変わった岩壁など風景眺めながらの足湯は良い気分です。今回の旅行で最大のヒットでした。
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下流の方で足湯する若いお二人。滞在期間に合計4組の訪問者がありました。
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足湯場からすぐ先で「大湯沼」方向への散策路は冬季通行止めになっていました。この後「ホテルゆもと登別」へ戻り預けた荷物を受け取りバス乗り場へ。
【登別伊達時代村】
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登別温泉からバス便10分ほどで停留所「三愛病院前」に到着。下車後10分ほど歩き「登別伊達時代村」。「通行手形(村内フリーパス)」は大人1人2,900円。登別温泉の観光案内所で前売りチケット(2,600円)で入村。
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江戸の街並み。
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忍者屋敷に潜む忍者。忍び刀、手裏剣、まきびし等の道具を再現して展示しています。
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明治時代に登別を開拓した伊達政宗の右腕・片倉小十郎の子孫の屋敷内を再現した部屋。苦難の歴史を図表で紹介しています。
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再現された江戸時代の庶民が住む長屋。
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彫り物師。
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三味線の師匠と弟子。
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笠張り浪人。
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薬種商。
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魚屋。
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井戸端会議。それぞれの部屋を外国人観光客が興味深げに見ていました。
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村内には冬季期間は屋内で3種類のショーが行われます。先ずは【侍(SAMURAI)ショー】の会場「大江戸劇場」へ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a6/dbbda2a1b8a40c066e05f95f2ea69b95.jpg)
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【侍(SAMURAI)ショー】の内容は、とある貧しい道場に元赤穂藩士・武部宗十郎が訪ね道場主に真剣勝負を申し入れる、軽輩の身分故に吉良邸への討ち入りにも参加できなかった武部は死に場所を求めてやってきたのだが道場主から武士道の神髄を教えられ考えを改める・・というもの。半数以上の外国人観光客(メインは韓国と台湾)には外国語の解説もないので理解が難しかったと思われます。要再考です。
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続いて【花魁ショー】の「日本伝統文化劇場」へ。
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ショーの内容は吉原を代表する花魁・高尾太夫のお座敷に来たお大尽が太夫と座敷遊びをするというもの。このお大尽を当日劇場への来訪者から希望を募ってステージに上ってもらいます。この日は韓国からの観光客が選ばれました。この韓国のお父さん(左)が良い味を出していました。また座敷遊びの「とらとら」や「投扇興」も外国語での解説カードを配布していたので外国人にも理解が進んがものと思われます。
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花魁・高尾太夫の登場。見た目も華やかなので大変盛り上がっていました。なお大尽隣の女性(上写真の右側)がストーリーテラーを勤め英語・韓国語・中国語を交え説明するのも良かったのでしょう。韓国語・中国語は判りませんが英語の感じではカタコトのように思えましたがショー終了後の記念撮影等の後で女性は韓国ツアーのガイドさんに「韓国語教えてもらっていいですか?」「こんな時どう言えばよいのですか?」と聞いていました。勉強熱心さに感心しました。
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なおショーはもう一つ「忍者かすみ屋敷」での【忍者ショー】があったのですが時間の関係で鑑賞できませんでした。
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「片倉小十郎屋敷」。伊達政宗の右腕・片倉小十郎の屋敷を復元したもの。風流な日本庭園などを見学できます。
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屋敷内の一角には時代劇の撮影ができるスタジオセットが用意さて記念写真の人気スポットになっていました。
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以上で「登別伊達時代村」の見学終了。
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ランチタイムにかかってきたのですが「登別伊達時代村」の中はあまり魅力的な食事処はなく「JR登別駅」周辺に戻ってきました。ただ駅周辺にもあまり店はなく・・。
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なんでも用意できそうな駅前のカフェ「eファミリー」に入ります。店内はご近所のあかあさん達のたまり場でした。
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「ラーメン」950円。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/da/323f4b22ba12d015683308f4d35c4a77.jpg)
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「ケーキセット」800円。解凍の中途半端な冷凍ケーキと薄いコーヒーでした。クーポンで支払うことが出来たので良しとします。
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「JR登別駅」から「特急北斗」で帰路につきました。今回は食事関係で特筆すべき点はありませんでしたが全体的には満足の登別温泉1泊2日旅行でした。特に源泉かけ流しの「登別温泉」と「大湯沼川天然足湯」が感動ものでした。またお得なプランがあれば再訪したいものです。ありがとうございます。
「登別伊達時代村」
北海道登別市中登別町53-1
営業時間:夏期/9時~17時(入村は16時まで)/冬期/9時~16時(入村は15時まで)
定休日:なし
料金:中学生以上2900円、小学生1600円、4歳~未就学児600円
電話:0143-83-3311
http://www.edo-trip.jp/
北海道登別市中登別町53-1
営業時間:夏期/9時~17時(入村は16時まで)/冬期/9時~16時(入村は15時まで)
定休日:なし
料金:中学生以上2900円、小学生1600円、4歳~未就学児600円
電話:0143-83-3311
http://www.edo-trip.jp/
(2022.12.9訪問)