見出し画像

札幌・円山生活日記

新型コロナワクチン(オミクロン株対応2価ワクチン)追加接種(5回目接種)

新型コロナウイルスワクチン接種の5回目で「オミクロン株対応2価ワクチン」の追加接種を受けてきました。

前回4回目の接種を受けたのが8月19日です。その約1ヵ月後から「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種が始まりました。もう少し待っていれば4回目とオミクロン株対応を同時にできたのにと間の悪さを少し残念に思ったものでした。

次の追加接種は6カ月後かと思っていたら11月下旬に「接種券」が自宅に届きました。「もう来たの?」です。資料を読めば4回目接種から3か月経過すれば5回目として「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種を受けることが出来るようです。妻のように身体に応える副反応が出たことが無い私としては早速の接種に向け予約手配です。結果的には予約が混んでいて「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種を受けることが出来たのは「接種券」到着後の約3週間後でした。そんな辺りも含めて今回も顛末を記させていただきます。

前回の薄緑から色の変わった封筒で「新型コロナワクチン追加接種の知らせです」[接種券在中]が届いたのが11月24日のことでした。

在中は基本的には前回と同様。①接種券、②「札幌市新型コロナワクチン追加接種(オミクロン株対応ワクチン)のお知らせ」、③「新型コロナワクチン接種実施医療機関等のご案内」、④「新型コロナワクチン接種の予診票」、⑤「新型コロナワクチン予防接種について説明書」の5点です。 

【オミクロン株対応ワクチンの接種ができるかどうかの確認(札幌市資料)】
※2022年9月30日までに3回目接種終了から5か月経過した4回目接種の対象者(60歳以上の方、または18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する方等・医療従事者等・高齢者施設の従事者等)を指します。なお、10月1日以降に4回目接種の対象条件に該当する方は③となります。

「オミクロン株対応ワクチン」は、①12歳以上で+②追加接種(3回目又は4回目)の実施の有無にかかわらず日本国内で少なくとも初回接種(1回目・2回目)が完了している、若しくは①+③3・4回目追加接種から3か月が経過している、などの場合は1人1回限り受けることができるようです。しかも無料で受けられるのは来年の3月31日まで。

【オミクロン株対応ワクチンの効果】 
その効果は、従来のワクチンの接種と比較して“中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であること等が確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています”“様々な変異株への幅広い予防効果が期待されています”そうです。

政府広報でも「オミクロン株に対応した2価ワクチンの年内接種のお願い」をネットで広報しており同封資料のような判り難い表現ではなく“このワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果などが期待できます。新型コロナが拡大する可能性がある年末年始は、帰省や受験など多くの方にとって大切な時期です。3回以上のワクチン接種で、日本への帰国がスムーズになります。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。
あなたや大切な方を守るため、年内接種をお願いします。”と力強く広報していました。

(ご参考)Q.オミクロン株対応ワクチンとは、どのようなワクチンですか。
A.オミクロン株対応ワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの一つで、従来株(新型コロナウイルス感染症発生時の株のこと。オリジナル株、起源株ともいいます。)とオミクロン株の2種類の、スパイクタンパク質の設計図となるmRNAを成分として含む「2価ワクチン」です。従来のワクチン(従来株のmRNAのみを成分として含む「1価ワクチン」)と比較して、オミクロン株に対する重症化予防効果や、短い期間である可能性はあるものの、感染予防効果、発症予防効果がそれぞれ強いことが期待されています

【予約状況】
それではと1・2・4回目接種を受けた札幌市の「集団接種会場」をネット予約しようとアクセスしたところ・・。比較的近い「札幌市医師会館」「札幌時計台ビル」「札幌コンベンションセンター」など何れもが11月下旬時点で年内は「満杯」状態でした。1・2回目と違って3・4回目の追加接種はいずれも容易に予約が取れたのでこの変りぶりに少し驚きです。何があったのでしょうか?

考えられるのは、①少し落ち着いたとは言え北海道で「第8波」が蔓延していること、②3・4・5回目の接種希望者がオミクロン株対応に殺到したこと、③年末年始の移動前に接種を済ませたいと考える人が大勢いること(政府広報の効果?)、④オミクロン株対応の無料接種は来年3月までと期間限定であることなどでしょうか。特に札幌市では1回目と2回目の接種率が80%近いのに対し、3回目が65%程度、4回目が40%程度に留まっているのでこの人たちがオミクロン対応株接種を希望しているのかもしれません(「全国旅行支援」の利用や海外旅行には3回接種が必須ですので)。

【接種へ】

札幌市の「集団接種会場」を諦め3回目の接種を受けた「北7条ごうだ整形外科」へ。前回と同様にネット予約は出来ず電話対応でしたが「最短で12月13日になります」(11月下旬の電話時)でした。特に予定もないので「13日の夕方でお願いします」と予約しました。思えば第1回目の接種の際も「接種券」が7月下旬に自宅に到着して実際に接種を受けることができたのが8月13日だったので同じくらい待ったことになります。

当日となり積雪がぬかるむ中で「北7条ごうだ整形外科」に行ってきました。予約の時間少し前に着きましたが遅滞なく①受付②診察③接種と進み15分の待機の後「接種券」が返還され終了です。

5回目の予防接種済みの証明(臨時)です。いずれ札幌市のワクチン接種記録が更新される頃を見計らって「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を再発行申請することにします(自動更新ではありません。現在保有のアプリでは第4回目まで表示されています)。

【副反応】

ちなみに政府広報による「オミクロン対応株」接種後の副作用情報です。私自身は現時点(接種後約36時間経過)で昨日出ていた「注射部位疼痛」も軽減されほぼ平常通りです。今回も重い副作用が出ずにほっとしています。

なお現時点(12月15日)での札幌市の「集団接種会場」の混み具合を改めて確認しました。近くのどの会場も12月中は×だらけでしたが「札幌時計台ビル会場」にのみ1か所に〇がありました(1月分はまだ予約できません)。相変わらずの混みようです。ちなみに妻は中央区の個別医療機関に電話かけを続け何か所かで断られた後に地下鉄「円山公園駅」近くの婦人クリニックで予約が来週に取れたそうです。少しでも早めの接種を希望される場合は個別医療機関にあたるのが良いようです。

【現在のワクチン接種率:札幌市資料(令和4年12月14日現在)】
【出所】ワクチン接種記録システム(VRS) ※平日毎日更新
※オミクロン株対応ワクチンの接種数は、3回目、4回目または5回目接種数の内数です。

最後に札幌市の接種率です。オミクロン株対応ワクチンの接種者数は約37.6万人で対象の12歳以上人口の21%。オミクロン株対応の接種開始から2か月ほどでこの数字ですから12月一杯で30%に届くかどうか。第1・2回目の最も接種が順調に進んでいた時期には1日に1%の勢いで接種率が伸びていました。それに比較すると今回は会場の混み具合とは裏腹にそれ程の勢いはないようです。札幌市のウェブサイトではオミクロン株対応ワクチンは150万回分は供給されているようなので足らないの会場と打ち手のキャパでしょうか。それとも混んでいるのは何かのタイミングの問題で接種希望者自体は大多数ではないのかも知れません。いずれにせよ何か今回も少しモヤモヤ感の残るコロナワクチン接種の顛末でした。

「さっぽろ新型コロナウイルス・ワクチンNAVI」
(このページについてのお問い合わせ)
札幌市新型コロナウイルスワクチン接種お問い合わせセンター
電話番号:011-351-8646(毎日9時00分~18時00分)
※こちらの番号では、接種予約を受け付けておりません
聴覚に障がいのある方をはじめ、電話での相談が難しい方は以下をご利用ください。
札幌市コールセンター(毎日8時00分~21時00分)
ファクス:221-4894
※折り返しのご連絡は、札幌市コールセンターではなく、担当部署からとなります。

「北7条ごうだ整形外科」
札幌市中央区北7条西24-1-24 011-632-5050
(2022.12.15記)

最新の画像もっと見る

最近の「生活」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事