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札幌・円山生活日記

二見吊橋散策~定山渓温泉〜

「定山渓」は歴史ある温泉と美しい渓谷で人々を魅了する“札幌の奥座敷”。散策路も整備され人気の紅葉とともに四季折々に美しい景観を楽しむことができます。札幌市南区に属し中心部から車で約1時間程と気軽に行けるのも魅力です。

先般の「三角山」と同じく景観と山野花が楽しめる散策路をと探し候補になったのが「定山渓温泉」エリア。豊平川にかかる吊橋から渓谷が眺められる自然溢れる散策路が整備されているということで魅力的です。「乗換案内」で検索しても地下鉄東西線「円山公園駅」から電車とバスを乗り継いで1時間程のようで「それでは行くか!」とあまり計画性もなく出かけました。当日はバス便の時間の都合で地下鉄南北線「真駒内駅」から「じょうてつバス(12)」に乗り「定山渓神社前」で下車しました。「真駒内駅」から40分程でした。

バス停を降りて温泉街への入り口にある「定山渓温泉」碑。
「見返り坂」から見た豊平川上流のホテル群。自宅から1時間ほどでこんな山あいの温泉地に着くとは驚きです。
同じく下流の渓谷とホテル群。

【定山源泉公園】
「定山源泉公園」入口。公園は定山渓温泉の開祖「美泉定山翁」の志を受け継ぎ後世に伝える為その生誕二百年を記念し平成17(2005)年に開園。園内は開祖と温泉が出合った風景を再現しているとか。 
手軽に楽しめる「足湯」。散策の後に使わせていただきました。この写真の男性はその時もいました。長湯ですね。
高温の源泉を利用して温泉たまごを作ることが出来る「おんたまの湯」。
「美泉定山翁座像」。

【岩戸観音堂】
昭和11(1936)年に「小樽」と「定山渓」間の自動車道の工事中に命を落とした人たちの慰霊等のために建立された御堂。定山渓温泉のパワースポットで受験、恋愛成就、商売繁盛などにもご利益があるとか。
本堂内。右側奥に洞窟への入口があります(拝観料300円)。
120mと長く続く洞窟内には33体の観音像が安置されています。

33観音像にはそれぞれ特徴がありご利益の内容も違ってくるそうです。「心を癒し静かな時をお過ごしください」・・。
 
【二見吊橋界隈散策】
主目的の散策路です。入口の「定山渓二見公園」。

「二見公園横河川敷」から上流側を見た「二見吊橋」。
「二見公園横河川敷」から下流側を見たホテル群。
「二見吊橋」。

「二見吊橋」から上流方向を見たところ。伊勢の二見浦(夫婦岩)に由来するという「二見岩」やかっぱ伝説が残る「かっぱ淵」が望めます。
「二見吊橋」から下流方向を見たところ。
「かっぱ淵」のいわれです。川に引き込まれた村の青年が一周忌の夜に父の夢枕に立って「私は今かっぱの妻と子供と一緒に幸せに暮らしている」と語ったとか。 

橋を超えた散策路の入口。
「かっぱ淵」から見た「二見岩」と渓流。
同「二見吊り橋」。周囲が紅葉だと一層赤い橋が映えそうです。
「かっぱ淵公園」。
同公園から下流付近を見た景観。奥は「二見吊橋」。
「望岳台」。

【散策路の花】

「マイズルソウ」でしょうか。
「オドリコソウ」。
「ヤマブキショウマ」。
・・・判りません。
・・。

セミの抜け殻・・。

【温泉街のカッパ】
登別温泉街」には鬼の像がいくつもあったのですが「定山渓温泉街」は「カッパ」でした。こちら「二見河畔公園」の「かっぱ大王」(作者不明)。
「月見橋」の「ボクと記念写真」(小石巧氏作) 。
同「ミスジョウザンケイカッパ」(阿部典英氏作) 。

「岩戸観音堂」近くの「ヨシヤルゾカッパ」 (阿部典英氏作) 。

「二見吊橋」脇の「アー・イタイタ」(阿部典英氏作) 。
「カッパ淵公園」近くの「番人」(松隈康夫氏作) 。
「月見橋」モニュメントの定山渓小学校・豊滝小学校生デザインの「かっぱ」。

【定山渓神社】
バスの待ち時間があり「定山渓神社」を参拝。
神社は1905(明治38)年に地元の人たちが守護神として天照大神を祀ったのが始まりで伊勢神宮と同じ「神明造」という歴史ある神社建築様式だそうです。

こちらの境内にも「馬頭観世音碑」がありました。

以上で本日の散策は終了です。「定山渓神社前」バス停方向を見たところ。不安定な天気でした。

今日は遠出の甲斐がありました。景観も花も温泉も楽しめかなり充実の散策でした。さすが人気の景勝の地、観光スポットです。また機会を見て訪問したく思います。ありがとうございました。それにしても札幌市の広さと奥の深さを実感しました。

「定山渓温泉街」
住所 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話 011-598-2012(定山渓観光協会)
公式サイト http://jozankei.jp/ 
(2021.6.15訪問)

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