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札幌・円山生活日記

焼鳥・ジビエ・ワインの店「鳥歐 (トリオウ)」

東京・丸の内「新丸ビル」5階の“カオの見える生産者”と“食材のチカラを活かす”をコンセプトとする焼鳥・ジビエ・ワインの店「鳥歐 (トリオウ)」。宮崎県の山中で『山林放し飼い方式』で育てられる希少な《黒岩土鷄》、マタギから直接届く鹿、猪等の《ジビエ》、そして自社輸入の自然派を中心とした《ワイン》が自慢です。東京駅の夜景も楽しめます。

今回の東京滞在最後の夕食は焼鳥・ジビエ・ワインの店「鳥歐 (トリオウ)」です。東京駅や地下街直結の「新丸ビル」5階の飲食店街という便利な場所にあること、焼き鳥とワインという組み合わせが楽しめること、そして窓際の席に座ると東京駅の夜景が綺麗に見えることなどが魅力で以前より何度か使ってきた店です。今回も東京らしいロケーションに惹かれネット予約してやってきました。


JR「東京駅」。両サイドに3階建てのドームがあるのですが我が家のカメラでは入りきりません。
「東京駅」中央口から皇居に延びる「行幸通り」。新任大使の信任状奉呈式の際には用意される馬車に乗って大使たちが皇居に向かう際などに利用されます。
東京駅から皇居や行幸通りを見た右側にそびえたつ「新丸ビル」。


その5階飲食店街の一角の焼鳥・ジビエ・ワインの店「鳥歐 (トリオウ)」の店頭。
店頭には「黒岩土鶏」の紹介が掲示されています。非常に希少な自然飼育の地鶏です。なお“土鶏”の名の由来は土を食べることからで、土には天然の抗生物質が豊富に含まれていることを鶏たちは知っており、具合が悪くなると自ら土を食べるそうです。


店内に入ってすぐのところに焼き場があります。土鶏が炭火で焼かれます。

店内はカウンター席に2人用テーブル席×5に4人用×3ほど。窓際奥の2人用テーブルに案内されます。

その奥の席から見た店内。18時頃の様子です。前客はカウンターに2人、後客は出張サラリーマンらしき3人組、夜景に「素敵!」と喜んでいた男女2人組その他でした。少し寂しい客入りでした。

席から見える「東京駅」のようす。平成24年(2012年)に創建当時の姿に復原された丸の内北口の3階建て北ドームがほぼ正面です。

最初に1人1コースを注文するのが店の決まりです。この日は「黒岩土鶏と旬野菜串コース(焼鳥塩3品/焼鳥タレ2品/旬の野菜串/クレソンサラダ/濃厚鶏スープ/鶏いくら/シーアスパラ/甘味の11品)」(税込み4,180円)で予約しました。他にジビエ、水炊き鶏しゃぶ、すき焼きの入ったコースもあります。

 「黒岩土鶏と旬野菜串コース」の最初は「濃厚鶏スープ」、「クレソンサラダ」に「野菜のピクルス」。

焼鳥塩は「ささ身わさび」からスタート。

「砂肝」。

飲み物は「生ビール」で始めて次が白グラスワインでフランス「Bourgogne Chardonnay Cuvée Prestige 2017(ブルゴーニュ・シャルドネ・キュヴェ・プレスティージュ)」同1,650円。果実味と酸味のバラン スの良い白。 


焼鳥塩最後は「そで(手羽元)」。濃厚な味わいです。


「鶏いくら」(右)と「シーアスパラガス」(左)。「シーアスパラガス」はハワイ原産の海辺で生息する野菜で海水を取り込んで育つため塩気があるのが特徴だとか。自然の塩分が心地よい野菜でした。 
「鶏いくら」は「黒岩土鶏」の卵黄を醤油漬けにしたもの。濃厚な卵を軍艦にしていただきます。

白ワインの次はイタリア南チロル地区の「KIESELSTEIN Merlot 2018(キーゼルシュタイン・メルロー)」同1,430円。こちらも果実味の優しいメルローでした。この後にはイスラエルの「Recanati Cabernet Sauvignon2019(レカナッティ・カベルネ・ソーヴィニヨン)」同1,100円をいただきました。


旬の野菜串は「蓮根の辛子タレ」。タレの辛子が良いアクセントです。

焼鳥タレの「ハツモト」と・・。

「ツクネ」で甘味を残しコース料理は終了です。


追加で注文の「もも肉」。塩で同440円。
「下仁田ネギ」同550円。
そして「背肝(腎臓)」同550円です。旨みの凝縮した希少地鶏を堪能しました。

甘味は「北海道小豆のマスカルポーネチーズ和え」。良い味でした。

「新丸ビル」に接する丸の内仲通りのイルミネーション。

同上。

東京駅近くまで戻ると新婚さんの撮影会が行われていました。
寒い中でスタッフの方も大変です。

「丸の内南口」から地下に入り地下鉄丸の内線「東京駅」から銀座のホテルへ帰りました。明日は北海道に戻ります。

今回の東京滞在の最後の夜に黒岩土鶏とワインと夜景を楽しみました。この店の焼き鳥はいつ来ても安定した安心の味わいで大変結構です。東京駅前広場の整備も完了した周辺の風景も綺麗で締めくくりには良い場所でした。東京ステーションホテル内のイタリアンとどちらにしようかと悩んだのですが今回はこの選択で良かったのでしょう。次回はいつになるでしょうか。楽しみにします。ご馳走様でした。

焼鳥・ジビエ・ワインの店「鳥歐 (トリオウ)」
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 5F 03-6269-9435
営業時間<平日>11:00~14:00(LO 13:30)/17:00~23:00(LO 22:00)
<日・祝>11:00~22:00(LO 21:00)
定休日 無休(但し、1/1及び法定点検日は除く) 
(2022.1.25訪問)

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