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札幌・円山生活日記

リス観察スポット2022~円山公園&北海道神宮~

「円山」の街の魅力を高める自然溢れる市民の憩いの場「円山公園」。また北海道の総鎮守「北海道神宮」は道内最強のパワースポットです。札幌を代表する桜の名所であり頻繁に野生のリスにも出会えます。

今日は週末恒例の「円山公園」から「北海道神宮」への散策です。いつもの散策路とともに我が家のリス観察スポットの最近の様子を紹介します。昨年8月に【リス観察スポット】としてこの界隈でのリス観察の様子を紹介したところ比較的多くの方に見ていただいているようです。それは嬉しいのですが気になっている点が一つ。昨年と最近の様子を比較するとリスの世代交代もあったのか若干様子が異なっています。そこで本日は【リス観察スポット2022】と題して我が家の円山公園&北海道神宮のリス観察スポットの最近の傾向(と対策?)を報告することとします。スタート地点は地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分ほどの「円山公園」正面入口とします。

「円山公園」の正面入口付近。今日も良い天気です。


「円山公園」の園内図(公園ウェブサイトより拝借)。我が家の週末散策は「円山公園」の正面入り口から「円山原始林」を山の麓付近を歩いて「円山動物園」の下まで歩いて引き返し、「北海道神宮」の第三鳥居から境内へ入って拝殿で参拝して戻ってくるというルートが定番です。このルート中、極端に言えばどこでもリスを見かけるのですが本日リスを見かけた(最近よく見るスポット)は下の①~⑤のエリアです。
①は「坂下野球場」場外の「逓信従業員殉職碑」裏手の林のエリア、 ②は「八十八か所登山口」横から「円山川」に沿って自然歩道を歩いた3つのカツラの巨木のエリアでシマリス・スポット、③は「円山動物園」の正面入口に至る「木道」の周囲、④は「北海道神宮」第三の鳥居から境内に入ってすぐの参道周囲、⑤は「神宮茶屋」裏の神宮の杜エリアです。

それでは先ず①のスポットを目指します。公園正面入口を左へ向かい道路を渡って「坂下野球場」レフト方向の赤松の林を歩いていきます。
「逓信従業員殉職碑」。この裏の林が①のリススポットです。

早速「逓信従業員殉職碑」のすぐ裏でエゾリスを発見。ただ木の上を軽々と移動して写真は撮れませんでした。
更に林の中を進むと大きなカツラの古木があります。①エリアでは最近最も頻繁にリスを見るスポットです。確率からすれば50~60%ぐらいでしょうか。
「野生動物に餌付けしないでください」の表示があります。それでも周囲にはヒマワリの種などが散乱しています。

この表示の裏側に回るとリスがひょいっと顔を見せました。
そのまま林に入っていくリスについていくと大きな木が倒れていました。先週の台風による風の影響でしょうか。奥が「北海道方面委員慰霊碑」で周囲が立ち入り禁止となっていました。
その倒木周囲で木の実を探すリスです。
木の実をかじるエゾリスでした。次のスポットへ向かいます。

「坂下野球場」を右手に見ながら「八十八か所口」方向へ「旧札幌円山育種園(養樹園) 」の中を歩いていきます。

この辺りで一時見かけた森のアートを最近は見ません。少し残念です。
こちらは「八十八か所口」へ向かう「円山川」にかかる橋の手前のカツラの巨木のエリア。この界隈にも「餌付けしないでください」の表示も出ており昨年は頻繁にエゾリスを見たのですが最近はあまり出ません。リスは特定の巣に拘らないと聞きますので移動したか世代交代があったのか。春以降見たのはわずかです。

次の②のスポットへ。「八十八ヶ所登山口」に入り・・。
井戸の右脇の川沿いの道を進みます。こちらにも倒木がありました。
そのまま進んだ②のカツラの巨木付近(1つ目)。シマリススポットです。
2つ目のカツラの巨木。左へ延びた木の枝が先週より下へ倒れ込んでいました。これも大風の影響でしょう。
そして3つ目です。以前は以上3つのカツラの巨木のうち最も頻繁にリスを見た場所です(早春の冬眠明けのシマリスを見たのもこの木の周囲です)。ただ最近は真ん中の2つ目のカツラ周囲が良く出てきてくれます。60~70%の頻度でしょうか。ただ木の上で動かないことも多く保護色ですの目を凝らして探さないと見つけ難いのも要注意です。

・・と書いたのですが本日は一つ目の木の周囲に登場です。
シマリスです。
今日は活動的で柵の近くまで移動してきてくれました。
この後2つ目のカツラを経て3つ目の木のあたりまで山の斜面を移動していきました。
3つ目のカツラの巨木。こちらで止まりました。
先ほどのシマリスです。
木の実を食べています。
食後に再び移動を開始し「円山原始林」の中にお隠れになりました。

③のスポットへ向かいます。途中の写真の「円山川」沿いのベンチのある休憩エリアも以前は良くエゾリスが出てきた人気スポットでした。ベンチに座る人達の近くまで来て楽しませてくれたのですが最近はすっかり見ません。リスを見るとすれば近くの木道周囲です。

そして③「円山動物園」下で正面入口に至る「木道」の周囲です。このあたりは「オオウバユリ」の群生場所です。①②に比べると頻度は下がりますが冬でもエゾリスを見かけます。
・・と木道を上がって行くとエゾリスです。
動きが速くこの後は動物園の方向へ行き見えなくなりました。

「円山動物園」。通常の散策の場合ここでUターンです。

木道を歩いて「八十八ヶ所登山口」へ戻ります。途中でエゾリスに出会うことも少なくありません。

第三鳥居から「北海道神宮」境内に入ります。
鳥居をくぐって拝殿へ向かう参道(中央)が④。この界隈は最近最もエゾリスを見るスポットです。だいたい60~70%の頻度でしょうか。
今日も早速登場です。参道左の杜から道を横断して移動します。
こんにちわ!って感じのエゾリスです。

盛んに地面を掘って木の実を探します。
見つけた木の実を持って・・。
木の上に登ってゆっくりと食べ始めました。
こんな位置関係です。参道を歩いていて「コリコリ」という音がしたら周囲の木の辺りを探してみましょう。エゾリスがたぶん食事中です。


パワースポット「北海道神宮」です。本日も拝殿前では結婚式の記念撮影をしていました。

神門横の「島判官像」。この裏辺りも隠れたリススポットなのですが最近は暫くご無沙汰です。

最後のリススポット⑤は「神宮茶屋」の裏手あたりの神宮の杜です。
以前は右の大きな木の洞辺りでかなりの頻度でエゾリスが出て「神宮茶屋」のソフトクリームをベンチで食べながらリス観察できたものです。最近はリスの世代交代があったのか洞周囲ではあまり見ません。
ただ引き続き神宮の杜には多くのエゾリスが棲んでいるようで今日も早速登場です。
ロープが張られた散策路周囲でさかんに木の実を探しています。
よしここだ!
ガブリ!といただきます!でした。

以上で代表的なリススポットの紹介は終了です。週末散策は日によってルートが変わります。第二鳥居から境内の外に出る時は・・。
・・「包丁塚」の前を通って「円山公園」に入り「下の池」へ向かいます。「下の池」周囲でエゾリスを見かけることもあります。

一方「開拓神社」はじめ3つの境内社を詣り公園口鳥居から公園に入るルートもあります。冬の時期はこちらが大半でしょうか。
パークセンター前の緑に囲まれた園路です。「円山公園」の好きな光景です。左手の木の周囲でもエゾリスを見かけることがあります。ある意味どこでもリスを見かける「円山公園」と「北海道神宮」でした。

「円山公園」から「オーベルジュ・ド・リル サッポロ」の前を通って帰路につきました。

今日も楽しく充実した「円山公園」から「北海道神宮」への散策でした。多くのリス達にも出会えました。本日ご紹介した場所以外も含め「円山公園」や「北海道神宮」では何処でもリスを見ることができると言えます。ただご紹介のリススポットでは出会える確率が高いと思われますのでご参考にしてください。ありがとうございました。 

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/

「円山公園」
札幌市中央区宮ヶ丘他 011‐621-0453(公園管理事務所) 
https://maruyamapark.jp/

(2022.9.12記)


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