「円山」の街の魅力を高める自然溢れる市民の憩いの場「円山公園」。また北海道の総鎮守「北海道神宮」は道内最強のパワースポットです。札幌を代表する桜の名所であり頻繁に野生のリスにも出会えます。今日も多くの人がそれぞれの楽しみで時を過ごしていました。
今日は週末恒例の「円山公園」から「北海道神宮」への散策です。いつもの散策路の様子とともに我が家のリス観察スポットを紹介します。この界隈でのリス観察に関心のある方がおられるようなのでご参考まで(もし自慢げに見えたら申し訳ありません)。スタート地点は地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分ほどの「円山公園」正面入口とします。
今日は週末恒例の「円山公園」から「北海道神宮」への散策です。いつもの散策路の様子とともに我が家のリス観察スポットを紹介します。この界隈でのリス観察に関心のある方がおられるようなのでご参考まで(もし自慢げに見えたら申し訳ありません)。スタート地点は地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分ほどの「円山公園」正面入口とします。
「円山公園」の正面入口付近。今日も「レモネード」と「ポテトフライ」の屋台が出ていました。
「円山公園」の園内図(公園ウェブサイトより拝借)。園内では正面入口近くの木の枝や自由広場の周辺などの人通りの多い場所を含め本当に様々な場所でエゾリスを見かけます。それでも頻度高くリスを観察しているのは下の①~⑤のエリアです(「北海道神宮」は後述)。
①は「坂下野球場」裏の「北海道鉄道殉職碑」と「 北海道方面委員慰霊碑」に挟まれたエリア、 ②は「円山川」にかかる橋の手前のカツラの巨木のエリア、③はシマリス・スポットで3つのカツラの巨木のエリア、④は「円山川」沿いのベンチのある人気スポット、そして⑤は「円山動物園」の正面入口に至る「木道」の脇あたりです。いずれも「円山」の傾斜がはじまる山裾近くです。
それでは先ず①のスポット目指し、公園正面入口を左に向かい道路を渡って「坂下野球場」レフト方向の赤松の林を歩いていきます。
右手は「逓信従業員殉職碑」。このあたりを更に奥に進みます。
こちらが「北海道鉄道殉職碑」。この碑から・・。
奥の石積土台(「逓信従業員殉職碑」)あたりまでが①のスポットです。このあたりは「オオウバユリ」の群生地でもあります。木の上から「ポリポリ」という音が聞こえ探すと「エゾリス」が食事中であったりします。本日は写真右側の林の地面で木の実を探す「エゾリス」を2匹見かけましたが遠いのと動きが速く我が家のカメラでは掲載できるような写真が撮れませんでした。
こちらは②の「円山川」にかかる橋の手前のカツラの巨木のエリア。この界隈はいかにもリスを見かけそうな場所で「餌付けしないでください」の表示も出ているのですが春以降あまり見かけませんでした。この数週間は毎回見かけるようになり今日もいました。
こちらがその「エゾリス」。食事で停止してくれると写真が撮りやすいです。そう人間の都合で動いてはくれませんが・・。
しばらくするともう一匹の「エゾリス」がやってきて唸るような声で前のリスを追い払い木の上で威嚇していました。「エゾリス」は個体間の序列があるそうですがテリトリーを主張しているのでしょうか。こんな猛々しい「エゾリス」は初めてです。
次のスポットへ。「八十八ヶ所登山口」に入り・・。
井戸の右脇の川沿いの道を進みます。
③スポットの登山道のすぐ裏手のカツラの巨木付近(1つ目)。
2つ目のカツラの巨木。
そして3つ目です。大抵はこのいずれかの界隈で「エゾシマリス」をかなりの頻度で見かけますし写真愛好家の方も多く集まっています。本日はしばらくしても(10分位でしょうか)「エゾシマリス」は現れてはくれませんでした。
仕方ないのでこちらは先週に見かけた「エゾシマリス」の写真です。
同上。
④の「円山川」沿いのベンチのある人気スポット。
「餌付けしないでください」の表示がありますがヒマワリの種等が周囲に散乱しています。よく「エゾリス」がベンチあたりまで降りて来るのですが・・。
本日は木の上で発見。しきりに下を気にしていました。
こちらは以前撮影の写真。我が家は決してしませんが「餌くれるの?」目線で近づいてきます。カワイイですが複雑な気分です。
そして最後の⑤「円山動物園」の正面入口に至る「木道」の脇あたりです。このあたりも「オオウバユリ」の群生場所です。①~④に比べると若干頻度は下がりますがよく「エゾリス」を見かけます。
「円山動物園」は再度臨時休園中。8月28日(土)~9月12日(日)の予定だそうです。前回の「非常事態宣言」発令時には軒並み諸施設が休みとなりましたが今回は「大倉山ジャンプ競技場」や「本郷新彫刻美術館」は休館ですが「藻岩山ローウウェイ」や「北海道立近代美術館」、「芸術の森美術館」は時短営業・利用制限等で開館と対応が分かれているようです。
続いて「北海道神宮」です。境内にいくつかあるリス・スポットのうちの最も頻度高く見かけるのは「神宮茶屋」の裏手あたりです。「エゾリス」がかなりの頻度で観察できます。
ちょっと休憩でこの夏の宿題であった「ソフトクリーム」を購入します。
ベンチでソフトクリームを食べながら「エゾリス」の登場を待ちます。奥の木が観察スポットです。
ソフトクリームを食べ終えても「エゾリス」が出てこないので一旦「北海道神宮」を参拝し戻ってくると・・。木の上から降りてきた「エゾリス」が穴にもぐり木の実を持って途中で食事です。
「あっ!落とした!」。それでも穴に戻り木の実を持ってきて食事を続けました。「エゾリス」はこの木の周りの神宮の杜でもよく見かけます。以上でリス観察は終了です。今日はリスを多く見かける「リス日(と呼んでいる)」で「シマリス」は見かけませんでしたが「エゾリス」は7~8匹見かけました。
「円山公園」に戻ってきました。今日も遊具で遊ぶ子供たち、犬を散歩させる人、子供と散歩や午睡する人など・・皆それぞれで週末の公園を楽しんでいました。
秋の気配が少し・・「ヤマモミジ」や・・。
「エソヤマザクラ」が一部色づいてきました。
植栽の「キバナコスモス」も綺麗に咲いていました。
同上。奥はパワースポットの「三角ポプラ」。
「キバナコスモス」の近影。
同上。
花と蝶です。
「円山西町入口」からの「登山道」でもヒグマです。「八十八ヶ所登山口」では「山頂から八十八ヵ所入口に向かって約200mの地点でヒグマらしき動物の鳴き声を聞いた」と出ていましたので同一個体でしょうか。気をつけましょう。
今日も楽しく充実した「円山公園」から「北海道神宮」への散策でした。特にリスをたくさん見かけることができ良かったです。また多くの人がそれぞれ休日の公園を楽しむ中で少し秋の気配を感じることができました。紅葉の季節になればまた散策の楽しみも増えそうで楽しみです。ありがとうございました。
「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
「円山公園」
札幌市中央区宮ヶ丘他 011‐621-0453(公園管理事務所)
(2021.8.29訪問)