政府の新型コロナワクチン接種証明書アプリの運用が12月20日（月）より開始。スマホでアプリをダウンロードしマイナンバー・カード等を利用し取得します。緊急事態宣言発令時等の飲食店利用やイベントへの参加などの行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」での利用などが想定されているそうです。
新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する政府のスマートフォン向けアプリの運用が12月20日（月）に開始されました。新しいもの好きなので早速入手しました。今後感染が再度拡大し旅行や飲食店利用等に制限が設けられた際にその制限緩和のために活用されるとか。すぐには使う機会が無さそうですが（そう願います）新聞報道では東京の居酒屋では証明書を提示すると料理1品が無料で提供されるキャンペーンを始めた店もあるそうです。そんなサービスにも出会えれば良いものだと期待もしています。
入手手続き開始時に用意したもの。「スマートフォン」、「マイナンバーカード」、「パスポート（海外用証明の入手用）」に「ワクチン接種券」。「マイナンバーカード」は運用が開始され早々に入手しました。税務申告のオンライン利用と住民票等のコンビニでの取得などを目的に入手しましたが利用機会は多くありません。
まずアプリの入手です。スマホのアプリストアを検索したのですが目的のアプリは見つけられません。Yahoo検索で「ワクチン接種証明書」で検索すると「デジタル庁」のウェブサイトが表示されリンクで目的のアプリに辿り着きました。
無事ダウンロード完了です。設定を開始します。
「日本国内用」and/or「海外用」を選択して「次へ進む」へ。折角なので「日本国内用」と「海外用」を両方選択。
マイナンバーカードの暗証番号を求められます。マイナンバーカード交付時に設定した4桁の数字です。妻はここで少し手間取っていました。3回連続で失敗するとロックがかかり市区町村窓口で再設定が必要になるようです。
次に「マイナンバーカード」の読み取りを求められます。暗唱番号が異なっていると次に進めません。カードは裏面をスマホ側に向けます。また「マイナンバーカード」の読み取り位置などはスマホの機種ごとに異なり「デジタル庁ウェブサイトのFQA」で詳しく紹介しています。
「マイナンバーカード」の読み取りに成功しました。チップに記録されている氏名・生年月日・性別・住所が表示されます。確認して「次へ進む」へ
次はパスポートの読み取りです。「読み取りを開始」。
パスポートの顔写真のあるページをスマホにかざします。ここで少し手間取りました。スマホがパスポートのデータ（特に氏名）を正しく読み取ってくれません。パスポートにもICチップが入っているはずですが日本でデファクト・スタンダード化したソニー・フェリカと形式が違うためOCRでの読み取りなのでしょう。
4～5回試して漸く正しい氏名・パスポート番号・発行地等を読み取ってくれました。名前の表記（英語）が間違っている場合がありますので確認が必要です。確認して「次へ進む」へ。
次は「自治体の選択」です。ここでは自動的に「北海道・札幌市」が表示されました。間違いはないので「ワクチン接種記録を検索」へ。
「ワクチン接種記録」が表示されました。
「ワクチンの詳細」へ下にスクロールして表示される記録と手持ちの「接種券」にシール等で記載されている表示と間違いがないか確認します。間違いが無ければ「発行する」です。
無事「接種証明書」が発行されました。「終了する」をタップすると・・。
「海外用」と「日本国内用」の「ワクチン接種証明書」が表示されました。少し手間取りはありましたが無事入手完了です。お疲れ様でした。
政府のスマホ用「新型コロナワクチン接種証明書」アプリです。政府アプリにありがちな手間取りや使い勝手の悪さを懸念したのですが多少の問題はあっても無事順調に取得できました。問題はこれがどう活用するか/されるかです。（ないことを期待しますが）再度の制限導入の際の緩和措置だけでなく何か積極的な活用があればと思います。また何年先になるか判りませんがこれを活用して星国はじめ海外に行ける日が待ち遠しいものです。是非とも感染が終息しそんな日が1日も早く来ることを切に願っています。ありがとうございました。
「デジタル庁」
新型コロナワクチン接種証明書アプリ
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3
東京ガーデンテラス紀尾井町 19階・20階
「札幌市中央区役所」
新型コロナウイルス感染症に関するページ
（２０２１．１２．２１記録）
