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札幌・円山生活日記

光り輝く赤れんが庁舎「八角塔」です!~「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設」~

本日は「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設」です。「赤れんが」の愛称で知られる北海道の象徴「北海道庁旧本庁舎」は大規模な改修工事が行われています。工事の様子を見学できる施設として昨年5月より一般開放されてきた「仮設見学施設」は工事が終盤に入り5月12日(日)で閉館です。施設内では新たな銅板に葺き替えられ赤橙色(せきとうしょく)に輝く「八角塔」をすぐ近くで見ることが出来る最終日ということで出かけてきました。
明治21年(1888年)創建の赤れんが庁舎は建物の劣化により令和元年(2019年)12月から耐震対策を含めた改修工事が進められています。工事の様子を見学できる施設として庁舎前に「仮設見学施設」が設置され入場者は14万人を超えたそうです。 
「仮設見学施設」の入口。庁舎本体から取り外した「八角塔」を取り囲むように建てられており「八角塔」及び庁舎本体の一部を窓越しに見ることが出来るほか改修工事概要などの展示が行われています。
見学施設に入ってすぐの1階から見ることができる「八角塔」。吹き替えが終わり赤橙色(せきとうしょく)に輝いています。
見学施設2階にあがると「八角塔」塔頂部の高さです。

このように「八角塔」を上からも見ることができます。避雷針も綺麗になりました。


現在の「仮設見学施設」に移設された当時の「八角塔」屋根は経年変化で「緑青(ろくしょう)」に覆われていましたが・・(写真は施設内で放映されているビデオより拝借)。

見違えるような色合いになりました。いずれ従前の場所へ戻されると高い位置で光り輝くのでしょう。

「仮設見学施設」の3階です。「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」の歴史、改修工事の概要、建設資材などが展示されています。

その3階からは庁舎本体の工事を見ることができます。経年変化により緑青色となっていた屋根軒先に設置された銅板の葺き替えも進み「八角塔」屋根と同様に輝いています。

「仮設見学施設」は「八角塔」を赤れんが庁舎に再移設・復旧することに伴い解体されるため5月12(日)に公開を終了し閉館。5月中にも庁舎を覆っている部分の解体が始まり現在の予定では改修工事は2025年2月終了、2025年度にリニューアルオープンだそうです。再び立派な赤れんが庁舎を見ることができることを楽しみに待ちます(写真は1968年の改修直後の赤れんが庁舎)。ありがとうございました。

「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」
札幌市中央区北3条西6丁目
電話 011-204-5019(ダイヤルイン/平日8時45分~17時30分)
011-204-5000(北海道庁本庁舎中央司令室/土曜・日曜・祝日)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/sum/sk/akarenga.htm
(2024.5.13)

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