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晴れたらいいな

三世代同居の泣き笑い一家の日常を綴ります。

難関コース

2015-02-15 | ランニング
やっと京都マラソンの当日の朝がきた。
泊まっていた五条にあるホテルをまだ外が暗いうちに出て地下鉄の始発に乗って西京極へ
スタート地点の味の素スタジアムにはラッシュアワー並みの人があふれ、気温は低いがランナーの熱気が感じられる。

スタート時間まではサブグランドを軽くジョギングし待機。スタートは9時10分、先頭から13分でスタートゲートに到着、すごい数のランナーだ。

しばらくは人の波に乗って走る。3キロぐらい走ると桂川へ出て右岸を北上し嵐山へ。そしてこのコース最大の山場である京都東山周辺のアップダウンが待っていた。広沢池が見え、その先が登りが延々続き、10キロ地点到達、そして仁和寺では僧侶の皆さんが揃って門前にて応援をして下さっていて、思わず足が止まり、その場で礼拝した。

その後15キロ以降は高低差は無くなり快調に走る。5キロ33分ペースが25キロまではコンスタントに刻んでいった。このまま走れば初の5時間切りは間違いないと思っていた。だが現実はそう甘くなかった。

前半でスタミナを使い切ったのか北山通りの往復(8キロ程度)でブレーキがかかりキツイ走りとなった。前日の自転車の試走でもこのあたりが勝負どころかなと思っていたが平坦な往復コースはやっぱりそうだった。

府立植物園の中を通り、鴨川河川敷は足に優しい土のコースだ。その後、京都市役所のエイドステーションで八つ橋を頬張り35キロ走破、最後7キロは気合だ。

40キロ付近の京都大学前の坂は、もう走ると言うよりマイケルジャクソンのスリラーに出る怪物並みのすり足でなんとか走るを含む多くのランナーたち。

ゴールは平安神宮のあの朱色の鳥居。どうにか残ったチカラを振り絞りゴール。今回も、5時間を切ることは出来なかったが何か長距離走のコツみたいなものを体感できたことが今回の収穫で、京都の街中を二日に渡り満喫できたことは最高のの財産になった。