
第12番札所 岩間山 正法寺(岩間寺) 宗派 真言宗醍醐派 ご本尊 千手観音菩薩
ぼけ封じ、雷除けで知られる汗かき観音の寺。
滋賀県大津市と京都府宇治市の境、標高443メートルの岩間山山頂近くに位置する。
本尊は苦しむ人々を救うため地獄を駆け巡り、汗びっしょりになって戻られたという伝説から汗かき観音と呼ばれている。
本堂横には、岩間寺に参籠して霊験を得、俳風を確立した松尾芭蕉が、「古池や蛙飛びこむ水の音」を詠んだと伝えられる芭蕉の池が残る。


第13番札所 石光山 石山寺 宗派 東寺真言宗 ご本尊 如意輪観世音菩薩
名月、花の寺でも知られる紫式部ゆかりの名刹。
紫式部が源氏物語の構想を得た寺とされ、清少納言や和泉式部なども寺のことを日記や随筆に記し、女流文学開花の舞台となった。
広大な境内は季節の花に彩られ、特に梅や桜、紫陽花、紅葉の名所として名高い。


安産、厄除け、福徳などに御利益のある日本唯一の勅封秘仏。




