花に寄せて勇気を送る…オオムラサキ

５月の花と言うと、まず思い浮かぶのが躑躅の花です。
その中でも、一番と言って良いほど色鮮やかで、華やかなのがオオムラサキ。

私が子供の頃、家の庭に大きなオオムラサキの株があり、
毎日、たくさんの花が咲くのが楽しみでした。

被災地の方々の中にも、
この花を、ラッパのように咥えて、
“チュチュ”と蜜を吸った幼い頃の記憶のある方が、きっといらっしゃることでしょう。

明るい、鮮やかな色彩の花が、
皆さまに、明日への勇気をもたらしてくれることを祈りつつ。


今日は、「オオムラサキ」に寄せて、勇気を贈らせて頂きます。



「オオムラサキ(ツツジ)」H23.5.8撮影

花に寄せて勇気を送る…忘れな草

昨日は、「上川隆也チャリティトークショー」に行って来ました。
震災の被災地に向けて、何か出来ることがないかと考えられた上川隆也さんが、キャラメルボックス時代の盟友・近江谷太朗さんと、
楽しく、素敵なトークショーを繰り広げて下さいました。
上川さんや近江谷さんの心に残る詩の朗読は、とても素晴らしいものでした。
お二人の想いが心に響く時間でした。


そして、最後には会場が一体となって、被災地にエールを送る「上を向いて歩こう」の合唱をしました。
「泣きながら歩く　一人ぼっちの夜」の部分を、「泣かないで歩こう　一人ぼっちじゃない」に変えて…


歌いながら、思いました。
日本中の人々が、みんな震災のことを想って心を痛めている、
自分にも何か出来ることがないかと、必死で探している、
そんな気持ちは、きっと被災地の方々の元にも届くものだと、私は信じたいと。


「震災のことを決して忘れない！」
そんな気持ちを、花に託してお届け出来たら嬉しいです。



今日は、「忘れな草」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「忘れな草」　H23.5.7撮影

花に寄せて勇気を送る…ヤブテマリ

初夏には白い花が多く見られます。
鎌倉にも、“ユキノシタ科”の白い花が増えてきました。
紫陽花の季節が近付いているのを感じます。

真っ白な花を見ていると、
心の中まで清々しい風が吹き抜けていくように感じます。
被災地の方々の元にも、この爽やかな風が届きますようにと祈りを込めて…


今日は、「ヤブテマリ」の花に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「ヤブテマリ」＠鎌倉・大巧寺　H23.5.5撮影

花に寄せて勇気を送る…藤②

今日は立夏。
暦の上では早くも夏を迎えるのですね。

震災からもうすぐ２カ月になります。
被災地でも季節の移ろいを感じられるようになったでしょうか。
それとも、季節はあの３月の寒さの中で止まったままなのでしょうか。

被災地の皆さま方の、お体とお心を案じています。


今日は、藤のアップの写真を選んでみました。
藤棚で眺めるのとはまた風情が異なります。
何だかお洒落なお嬢さんのオスマシ顔に見えたりしませんか？



今日も、「藤」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。




「むらさき藤」＠足利フラワーパーク　H23.5.3撮影

花に寄せて勇気を送る…藤

足利フラワーパークに行って来ました。
ここは、何と言っても藤が有名なところです。

園内の大藤は樹齢１４５年を超えると言われており、
藤棚の広さは、畳６００畳にも及ぶそうです。

この藤は、恐らく日本の幾多の困難と復興を眺め続けてきたのでしょう。
甘く爽やかな香りと共に、優雅に咲く藤の花は、きっと今回の未曽有の大震災から復興する日本の姿も見届けてくれるに違いありません。

荘厳とも言える藤棚の下に佇み、
震災の被害の一日も早い復興と、
被災者の方々の心が一日も早く癒されますようにと、祈りました。


今日は、「藤」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「大藤」＠足利フラワーパーク　H23.5.3撮影

花に寄せて勇気を送る…芝桜②

全体の風景として眺める芝桜は、
絵のような美しさを感じさせてくれます。

けれども、一つ一つの芝桜の花を眺めると、
その可愛らしさに思わずウキウキしてしまいます。

小さな花が集まって、みんなが力を合わせて頑張っているのだと思うと、
被災地の方々の復興への想いと重なって、何だか胸が熱くなります。


今日も、そんな「芝桜」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「芝桜」＠みさと芝桜公園　H23.5.3撮影

花に寄せて勇気を送る…芝桜

連休後半が始まって。
今日は、久し振りにバスツアーでお花を見に出掛けました。

まずは、芝桜がいっぱいの「みさと芝桜公園」へ。
赤・白・ピンクの色鮮やかな芝桜が織りなす“渦巻き模様”がとても素敵でした。

お天気はあいにくの曇り空でしたが、
芝桜の渦巻きに飲み込まれて、
元気いっぱいになれたような気がします。


今日は、「芝桜」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。


「芝桜」＠みさと芝桜公園　H23.5.3撮影

花に寄せて勇気を送る…牡丹

昨日、納骨堂にお参りに行った時、
境内で一番華やかに咲いていたのが「牡丹」でした。

“経てば芍薬、座れば牡丹…”
と言われるほど、「牡丹」の花は日本の美しい花として、
人々を魅了していますね。
香りの良いところも嬉しい花です。

真っ白な牡丹は、本当に清らかで、美しいです。

被災地の方々が、この純白な牡丹に、束の間心洗われ、
新たなエネルギーを得ることが出来たら…と願いつつ。


今日は、「牡丹」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「牡丹」＠東京都新宿区　H23.5.1撮影

花に寄せて勇気を送る…スズラン

今日、５月１日は「スズランの日」と言われているそうです。
フランスでは、この日に日頃お世話になっている人などにスズランの花を贈る習慣があり、贈られた人には幸せが訪れると言われているのですって！

今日は月初めなので、大切な人の眠る納骨堂にお参りに行きました。
すると、境内の隅っこにスズランが、可愛らしい小さな鈴を付け始めているのを見つけたのです。

この、小さな偶然に何だかとても嬉しくなりました。
私のこの小さな喜びを、被災地の方々とも分かち合いたいと思います。
この写真をご覧になった方々に、小さくてもとびきりの幸せが訪れますようにと祈りを込めて…


今日は、「スズラン」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。



「スズラン」　H23.5.1　＠東京都・新宿区

花に寄せて勇気を送る…モッコウ薔薇

４月の半ば頃から、季節の進み方が急に早くなったように感じられます。
次々と桜が咲いて…
ふと気がつくと、民家の塀に「モッコウ薔薇」を見かけるようになっていました。

淡いクリーム色の可愛らしい花が、
薔薇の季節の幕開けを告げています。

震災の被災地の方々にも、この淡いクリーム色の優しい色合いが届きますようにと、
祈りを込めてカメラのシャッターを押しました。


今日は、「モッコウ薔薇」に寄せて勇気を贈らせて頂きます。




「モッコウ薔薇(黄色)」　H23.4.30撮影