Akatsuki庵

日々と向き合って

夏休みの旅~その4 五條・新町通りを歩く

2016年09月14日 05時48分46秒 | 泊りがけの旅行
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前回からの続き

8月下旬のある日、和歌山から和歌山線に乗った。
県境を越え、奈良県へ。

大和二見駅で下車。
駅前には丁寧な案内看板があって助かる~


案内板通りに進むと、旧街道が見えてきた。


(構造が不思議な日本家屋)

江戸時代の風情が残る町並みが続く。


道標も。


風情のある露地へ入ってみた。


吉野川が流れていた。


土手から振り返ってみた町並みもなかなか。


突然、行く手に近代のものが。


五新鉄道跡。
(明治時代に計画され、昭和12年から着工された五條市から新宮市まで結ぶ予定だったとか)


太平洋戦争が始まるなどの理由で中断して、それっきり。
「幻の鉄道」となってしまったそうな。

古い家並みもたくさん。


ほとんど通り抜けただけだったけど、なかなかいい感じだった。

途中、郵便局でフォルムカードを買ってJR五条駅へ。

「五條市を訪れよう」と思い立ったキッカケは柿の葉寿司。

京都駅のキオスクか三越向かいのアンテナショップでしか買わない柿の葉寿司。
その本店は五條市にあると以前、新聞で読んだ。
だったら、せっかく“本場”を通るのだから、食べようかな、と。

それで調べ始めたら、五條新町のことを知った次第。

町並みこそ江戸時代に形成されたものだけど、
もともとは伊勢・大和・紀伊を結ぶ街道が交差する場所でもあったわけで。
「おもしろそう」と思った。

さて、肝心の柿の葉寿司。
柿の葉すし本舗 たなか」五條本店は大和街道(幹線道路)沿いにあって、新町通りから外れなければならないので、パス。

JR五条駅構内にあったお店でひと包み買って、駅のホームで食べた。




ちょうど目の前に和歌山方面へ向かう電車が停まっていて、しばらくすると発車。

おっと、真田丸のラッピング電車が


どれどれ。


奈良方面の電車が来るまでの30分間、ゆっくり堪能。

あとで気がついた。

和歌山線、実は大和二見-五条間が乗り抜けてしまった

とりあえず、和歌山方面に一駅乗って大和二見まで戻り、奈良行きを待ち
乗って戻ってくるのが、「乗り鉄」のすることだった~。

真田丸のラッピング電車に喜んでいるヒマはなかったワ

やっぱ、これはいつかリベンジだなっ

と思いつつ、13:30の奈良行の電車に乗り込んだ。

次回へ続く~


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