4回に及ぶ今年の湿し灰もいよいよ仕上げの日。
朝起きたら、やたらと蒸し暑くて~
日中の天候がどーなるかだなんて、見通しも立たない。
いつもと同じバスだったんだけど、お仲間は一本前のバス
バス停から歩いていると、なんかすごーく晴れてきた
(入ったら、もう説明始まってるし、すっかり出遅れた ちとアセる)
まず、前日に乾かして再度篩った灰に煮出した番茶をかけて、練り込む。
なんせ、由緒正しい(?)上林春松本店の京番茶を提供させていただいたということで、
一番遅く来たクセに、一番最初にかけてもらった
(独り占めするわけにもいかないので、「どうぞ、皆さんも~」と分け合う)
しかし、なかなかハンバーグが出来そうな柔らかさにならない
ん?去年まで、こんなに番茶を必要としたっけ?????
記憶の糸を辿っていくと、去年は粗めから絹目まで篩って、洗って沈殿させて、
上水を棄てた後、ドロドロになった状態から番茶をかけて練り込んだ。
乾いた状態に番茶をかけたのは初めて
上林の番茶は250gしかなかったので、他にも焙じ茶は煮出されているとはいえ、
量がちょっとずつしか回ってこないから、みなさん「パサパサだぁ」と言いながら練る。
「これ、こなしくらいだよね。ハンバーグにはならないよねぇ」
と、だんだん焙じ茶の量は増えていく。
ワタシはドロドロになるのがイヤだったので、ちとパサパサ目でハンバーグ状にする。
それを真夏の太陽の元で乾かずところが湿し灰作りのクライマックス
もともと最初に篩った灰の量が他のヒトの半分。(バケツ1杯で作業する量)なので、
自分の分は早く終わるから、教室全体の灰や他のお仲間のを手伝ったりとウロチョロ。
手伝いながら、自分のハンバーグ(状の灰)をひっくり返す。
手伝っていても、あくまで自分のが優先だから、やりかけて失礼したり
だって、「Aktsukiさーん、早く篩わないと乾いちゃうよ~」って呼ばれるんだもん
また篩うの~
と思ったら、きんとんのように裏ごして篩う作業。
(手のひらが思い切り痛いの)
最初は素手で裏ごしてたんだけど、痛いのでゴム手袋はめてやる。
(体重かけると篩が外れるしね)
量少ないけど、ワタシの非力な腕力ではこれくらいがマックス
昼食タイムを挟んで散らして、さらに太陽の下で乾かす。
さすがに汗だらだら、水分補給もしないと保たないほどの暑さ。
(頭にバンダナしてたとはいえ、頭痛してくるし)
昼食終えて戻ったところで、バケツに移し変え、室内で荒熱をとる。
あとはやっぱり他のヒトの手伝ったり、教室のを裏ごしたり。
最後にタッパに名前を書いたテープを貼り付け、中に自分の灰を入れる。
ワタシはちょうど1ケース。他の方々は2ケース。
1ケースだけど、灰器一杯分は充分だから、大丈夫さっ
後片付けと拭き掃除をしていたら、外がゴロゴロしてきた。
助手の方々が慌てて干した灰を待避させていた。
くわばら、くわばら
今回は2日目が雨だったのが誤算だったネ
結局、選別(新聞紙の上でコロコロする作業)は今回出来ず。
でも、後からでもコロコロはできるんだって。
それに先生の講評も次回ですかねぇ。
「こんなんじゃ、ダメよっ」って、言われるだろうなぁ
でも、さ、天候や気候に左右されるから、本当に満足できる湿し灰が作れるのって、
何年かに一度なんだってサ(←20年に1回くらいとも)
こちらで湿し灰作りに参加するようになって、思うんだけど、
社中の湿し灰とも全然違うし、本でチラッと見た工程とも違うし。
ちなみに、本と以前に聴いた業躰先生の説明はだいたい同じだったと思う。
ちーっと落ち着いたら、自宅にある本をじっくり読んでみよっかな。
実際に自分が教わったやり方とどう違うのかも把握したくなった。
でも、今夜は疲れているので、早めに寝ます
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日中の天候がどーなるかだなんて、見通しも立たない。
いつもと同じバスだったんだけど、お仲間は一本前のバス
バス停から歩いていると、なんかすごーく晴れてきた
(入ったら、もう説明始まってるし、すっかり出遅れた ちとアセる)
まず、前日に乾かして再度篩った灰に煮出した番茶をかけて、練り込む。
なんせ、由緒正しい(?)上林春松本店の京番茶を提供させていただいたということで、
一番遅く来たクセに、一番最初にかけてもらった
(独り占めするわけにもいかないので、「どうぞ、皆さんも~」と分け合う)
しかし、なかなかハンバーグが出来そうな柔らかさにならない
ん?去年まで、こんなに番茶を必要としたっけ?????
記憶の糸を辿っていくと、去年は粗めから絹目まで篩って、洗って沈殿させて、
上水を棄てた後、ドロドロになった状態から番茶をかけて練り込んだ。
乾いた状態に番茶をかけたのは初めて
上林の番茶は250gしかなかったので、他にも焙じ茶は煮出されているとはいえ、
量がちょっとずつしか回ってこないから、みなさん「パサパサだぁ」と言いながら練る。
「これ、こなしくらいだよね。ハンバーグにはならないよねぇ」
と、だんだん焙じ茶の量は増えていく。
ワタシはドロドロになるのがイヤだったので、ちとパサパサ目でハンバーグ状にする。
それを真夏の太陽の元で乾かずところが湿し灰作りのクライマックス
もともと最初に篩った灰の量が他のヒトの半分。(バケツ1杯で作業する量)なので、
自分の分は早く終わるから、教室全体の灰や他のお仲間のを手伝ったりとウロチョロ。
手伝いながら、自分のハンバーグ(状の灰)をひっくり返す。
手伝っていても、あくまで自分のが優先だから、やりかけて失礼したり
だって、「Aktsukiさーん、早く篩わないと乾いちゃうよ~」って呼ばれるんだもん
また篩うの~
と思ったら、きんとんのように裏ごして篩う作業。
(手のひらが思い切り痛いの)
最初は素手で裏ごしてたんだけど、痛いのでゴム手袋はめてやる。
(体重かけると篩が外れるしね)
量少ないけど、ワタシの非力な腕力ではこれくらいがマックス
昼食タイムを挟んで散らして、さらに太陽の下で乾かす。
さすがに汗だらだら、水分補給もしないと保たないほどの暑さ。
(頭にバンダナしてたとはいえ、頭痛してくるし)
昼食終えて戻ったところで、バケツに移し変え、室内で荒熱をとる。
あとはやっぱり他のヒトの手伝ったり、教室のを裏ごしたり。
最後にタッパに名前を書いたテープを貼り付け、中に自分の灰を入れる。
ワタシはちょうど1ケース。他の方々は2ケース。
1ケースだけど、灰器一杯分は充分だから、大丈夫さっ
後片付けと拭き掃除をしていたら、外がゴロゴロしてきた。
助手の方々が慌てて干した灰を待避させていた。
くわばら、くわばら
今回は2日目が雨だったのが誤算だったネ
結局、選別(新聞紙の上でコロコロする作業)は今回出来ず。
でも、後からでもコロコロはできるんだって。
それに先生の講評も次回ですかねぇ。
「こんなんじゃ、ダメよっ」って、言われるだろうなぁ
でも、さ、天候や気候に左右されるから、本当に満足できる湿し灰が作れるのって、
何年かに一度なんだってサ(←20年に1回くらいとも)
こちらで湿し灰作りに参加するようになって、思うんだけど、
社中の湿し灰とも全然違うし、本でチラッと見た工程とも違うし。
ちなみに、本と以前に聴いた業躰先生の説明はだいたい同じだったと思う。
ちーっと落ち着いたら、自宅にある本をじっくり読んでみよっかな。
実際に自分が教わったやり方とどう違うのかも把握したくなった。
でも、今夜は疲れているので、早めに寝ます
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百聞は一見に如かずとも申しますが、このblogを読んでいるだけでは何のことやらわからないと思います。
一度、湿し灰の手入れを体験してみてください。
理数系とか科学とかは机上の空論。
体育会系の作業だということがよっくわかると思います。
湿し灰作りにしても理科の実験のよう(^_^;)。
新聞記事でノーベル賞受賞者さんたちのメッセージからやはり茶の湯も科学だと実感しています(^_-)。
私、理数系苦手なんです(>_<)。