Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

真之行台子

2009年10月11日 07時12分49秒 | 稽古の備忘録
昨日は社中稽古があった。

奥秘の稽古だというのに、午後からアウトドア系の所用が
仕方がないので、久しぶりに例の稽古着(→こちら)と
軟い布地のロングスカートをDバックに入れて稽古場へ。
到着して、控え室で1回目のお着替え。(チノパン→スカート)

相弟子さんが先週から「真之炭を稽古するように」と云われたそうで、
その準備の横でワタシはセッセと真台子の準備を~。
と、どうも午後からの用事のことで、集中していなかったのか、ミス連発?

台子に荘られていた水指の中に水が入っているのか確認していなかったり、
休め紐のまま茶入を若狭盆に載せて荘りに行っちゃったり~。
(濃茶が入ってまへんがなぁ
いずれも、稽古が始まる前に相弟子さんチェックで気がついた次第
反省。

真之行台子の予習もねぇ。
前の晩の就寝前にノートを開いたら、釜の蓋が開いたあたりで
朝の出かける前に一度さらえたものの、内でも

ノートは数年越しの苦労の甲斐あって、ほぼ完成版。
だから、完璧にマスター出来ていれば楽勝
のはずだが~
やっぱ気が散っていたのか、ぜんぜんダメ
という状態で稽古が始まった。

まず、真之炭手前を見学。
相弟子さんはバッチリ予習できているし、
こちらもノートは出来ているから、見ていても安心できる。
いい感じの見取り稽古ができた。

続いて、ワタシの真台子~。
と、その前に菓子タイム。
その場にいた全員で先生手作りの蕨餅を食べた。

で、控え室に戻って本日2度目のお着替え。
上から、稽古着を装着。
慣れてきたのか、短時間でそこそこピシッとは着付できるになった、、、かも

肝心の点前はねぇ
茶杓を清めるまでは順調だったのだけど、
その後がガタガタ~
順番が自信なくなった途端て、点前が不安定になるからねぇ。。。

やっているうちに思い出して、
「あっ! スミマセン。こうでした」
「ん? ごめんなさい。ココはさっきこうすべきデシタ」
後手後手で思い出して、配置を修正したりとか。
いやはや、お粗末なこって

帛紗を構える所作がしどろもどろになっちゃったり。
やっぱ、集中できていないとダメねぇ

以前は自己嫌悪に陥っていたけど、今は割り切って考えている。
「今回は集中できていなかったから」

稽古で間違えても、ノートは間違えてはいなかった。
だから、ちゃんと読み返せばいいノダ。
来年の稽古では同じ集中して臨もう。
着物での稽古は出来なかったけど、今回は稽古着を着用できた。。
おかげで、袖がどの辺で支障があるかを確認できたのは収穫
対処法も含めて復習すればいい。

ダメはダメなりに実のある稽古にはなっていたのカナ、とも思っている。

もちろん、来年は来年でまた別の用事があるかもしれず、
来年が再来年になるのかもしれないけどねぇ

課題がいつもあるから、稽古に通い続けることができるノダ。
(↑半分は開き直り?)

点前を終えた後は、そそくさと早退。
だもんで、稽古場で抹茶を一服できなかった。
よって、夜に自服。
お菓子は前の日に知人からいただいた津和野のお菓子。

多忙な一日が無事に終わったことを実感する、ホッとできるひととき。

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