Akatsuki庵

日々と向き合って

予習して稽古に臨むゾ!

2012年03月11日 00時00分53秒 | 稽古の備忘録
土曜日は冬に逆戻りしたような寒さ
名古屋・信州の旅行では邪魔で仕方なかったダウンコートの世話になる。

社中稽古に行く。
(午後からなので、朝のうちが少しノンビリできるのが有り難い

4日前(←つまり旅行中)、姉弟子さんからカリキュラムの連絡があった。
「廻り炭を1回やって、あとは貴人点と貴人清次をやります」

廻り炭は2月の振替で2回も東をやったので、重い役は当たらないだろー
と予測して、空いた午前中に教本を開いて、貴人点と貴人清次を予習。

フムフム。貴人点の薄茶は大丈夫。
貴人点の濃茶は1箇所だけ要注意がある。
付箋貼っとこー

貴人清次の薄茶。。。うっ、ちょっとややこしー
気になる箇所は付箋貼ったり、点前上落としそうなところは赤線引く。

貴人清次の濃茶。。。。混乱するなぁ

例によって、また稽古着、ラップ箱から帛紗類だして帛紗挟みに入れて~
教本ともども鞄に入れて、自宅を出た。

稽古はちょうど5名集まった。
その5名に対して、姉弟子2人が指導についてくださる。

廻り炭は次客。
もともと左利きだし、苦手なのは皆さん周知なんだけど、それに甘えてもいられない。
下手なりに、炭を転がしながらも何度もトライして、火箸で挟んで継いだ。
火は熾さずに、「東」役が炭をおいて、廻り炭の稽古はアップ。

火がついていない炉中の炭を引き上げて、相弟子さんが炭斗に後炭を組む。
四畳半に移れば、吊り釜の支度が整っている。
そこで、吊り釜の後炭を見学。

そして吊り釜で貴人点の薄茶。席外から見学。

それから、貴人清次の薄茶。
順番的には私だったんだけど、相弟子さんに譲って、“貴人”になった。

教本をさらった順番は貴人薄→貴人濃→貴人清次薄→貴人清次濃だったので、
予習したものの、頭の方が混乱し始める。

そもそも、貴人点&貴人清次の炉編を教本で読んだことがなかった。
だから千鳥板のところで「あれ?」と思うことがあったんだよねー。

姉弟子さんもそれは同じだったようで、記憶ではアヤしくなって、
書棚から教本を持ってきて確認しようとするも、かなり古い教本で
(写真がない教本

おそるおそる「あの~。写真が入ってる教本持ってきたんですけど」
見せてくれる?となったので、控え室から持ってきてお渡しする。

やはり、先生から教わったのとは異なる手が一つあった。
「ほー」と一同少し戸惑いながら、教本に従う。

「亡くなった先生、貴人清次はお嫌いでほとんど稽古つけてくださなかったしね
人間に格差をつけるのがお嫌だったようだ。

来週、やっと炭手前が稽古できる
盆香合をさせていただくことになった。
その後は貴人点と貴人清次の濃茶を稽古する。

また予習をしていこう。
(貼りまくった付箋に姉弟子さんも私の姿勢はわかってくれたみたい?

先週の雛祭りの日の稽古を欠席したので、主菓子を渡された。
京都の雛祭り菓子の「引千切」。(たしか、「ひちきり」だっけ?

「絶対に上のきんとんを帰り道に潰すだろーなー」と思った。
やっぱり潰れた。

でも、お味は美味しかったから、よしとしよっ
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1 コメント

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Unknown (Ah)
2012-03-14 01:23:37
貴人と清次の茶杓間違え「昔ならうち○」と。
いくつ首があっても足りませんでした。
うちの師匠もあまりしませんね。
花月が好きで、業躰先生いらした時のお稽古はず~~~っと茶通箱花月です。去年、入門のお許しいただきました。
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