明石大橋の見える丘に住んでいます

出来事を写真入りでお伝えできれば幸せです。

いよいよ明日出展します

2017-11-21 22:07:49 | 日記


何か月も いや一年以上もそのままにしていた機関車です


秋に区の作品展があることを耳にして、重い腰を上げたのは 夏も過ぎて9月に入ってからです。

乾燥してひび割れた車輪の手直しから始まって・・・
3カ月近くかかって作り直しました。

写真が出てきました 去年の11月3日 区の展覧会に出すべく制作をしていたのですが・・・去年の場合には夏休みが終わったころにはすでに出展応募締め切りが過ぎて居た・・・。


そのまま この場所で冬を過ごし春が来て夏が終わろうとする頃に・・・
やっと、私の手に戻ったのです。

割れた車輪を作り直すことから始まります

10月15日に機関車の車輪の写真をWEBからコピーして先に用意した車輪になるヒノキ板のパーツに貼りつけます。
しかし 写真では車輪は真円には映って居ないのです。 
見て頂ければ解りますが、影も邪魔をします ただ その中心であるべく動輪の心棒の位置 クランクになる連結棒の位置は 写真でしっかり表されています。
私が必要なのはその2点と 模様のように見える 車輪に開けられた穴


そして 彫刻刀と 卓上ドリル盤を駆使して 一つずつ手作りの作業が始まりました。

仕事の合間とて ひと月の内の半分はアルバイトがありますので 思うように作業は進みません。
クランクの中心点をしっかりそろえなければ 6枚の動輪の連結棒は一致した動きを見せません。
ぎくしゃくした動きは 機関車の連結棒に大きな影響をもたらします。

治具を作って 寸分の狂いもないように がんじがらめにして ドリルで穴を開けます。


ここで 半月状になった黒い部分は非常に重要な バランスをとる役目をしています。
自動車のタイヤでいう ホイールバランスの役目をしているのです。

連結棒の重さをこの半月状の鉄の塊で 均衡を保っている・・・。

そのことを知ったのは 実は今回なのです。
先に作った黒い機関車シリーズでは 全く考えていなかったのですから 呆れたものです。

ホームセンターで釣り具の鉛の重りを購入して 内側になる車輪の半月状の場所にドリルで穴を開け、連結棒の重さと同じ重さの鉛を溶かして3等分にして その穴に埋め込みました。

アルミ缶を利用して バーナーであぶれば簡単に鉛は液状化してくれることを この歳になって初めて経験したのも まだ若い証拠かも・・・。

勿論埋め込んだ後は木工ボンドをつけた丸棒を差し込んンで 元通りに復旧させます。

そんなこんなで 今日、動画にまで取り込みますので 見ていただければと思います・・・。

https://youtu.be/TQqfgam7cIw

ただしもう少し時間がかかるようです