2017年7月31日、イノシシ団地のイノシシたちの世話に行って、川に設置してあるポンプで床を洗おうと歩いていて、田んぼの畦に植えてある柿を見ると大きな枝が折れています。
富有柿でとても大きな実をつける特別な柿の木です。今年は豊作で沢山の実を付けています。まだまだ成長途中の実ですが沢山生っているため枝が垂れ下がっています。
カラスでもとまって重さに耐えられずに折れたのかと思ったりしました。
次の日、またも枝が折れていました。
それ以降枝が折れることはなかったのですが、8月4日また小さな枝が折れていました。こんどは近づいてよく見てみると何と枝の先に生っている柿の実が芯だけのこして丸かじりをされているではありませんか。まだまだ真っ青でとても食べられるような時期ではないのですが、よほど腹をすかしているようです。
これはハクビシンか狸の仕業だと判断して、箱ワナを仕掛けることにしました。このまま放置しておくと柿が実るまでに食い尽くされ枝を折られてしまいます。
早速、箱ワナを2つ設置しました。餌は二つに割ったリンゴ。リンゴを引き金のフックに刺してそれを銜えて引っ張ると扉が閉まるという仕組みです。
翌日5日、午後3時ごろイノシシの世話をするため行って、ワナを見ると少し離れた所においてある箱ワナにハクビシンが入って死んでいました。陽のあたる場所だったので熱中症で昇天したようです。
ハクビシンはとても美味しい肉の持ち主ですが、死んでいるものはダメです。血抜きが出来ないので食べられません。まあ夏のハクビシンは脂肪を落としてしまっていて冬のものとは比べ物にはなりません。
せめて柿の木の肥やしにでもなれと柿の木の下に埋葬しました。
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