今年のミカンはうんと糖度が高い美味しいミカンができています。
夏、初秋と当地では日照りが続きミカンが枯れてしまうのではないかと心配しました。
幸い枯れるという被害はありませんでしたが、小玉が多くなりました。また枝枯れなどもでています。
水不足のため糖度があがりました。
12月に入ると完熟しますので、総取りで収穫しますが、現在はよく熟れている糖度の高いものを選別しながら収穫しています。
ミカンの味は木によって違います。隣同士の木でも全く違うのです。そのため木ごとに味を見ながら収穫をしています。これは美味しいという木にはビニールテープを貼っていきます。
味見ですが、これが大変です。数本の味見をすると後は段々判らなくなってきます。舌がおかしくなるのです。糖尿病になるのではないかと心配するほど食べるので、息子と交代しながら味見をしていました。
今年から、頼もしい味方ができました。
糖度計です。実に正確に測れます(あたりまえか)。娘が誕生日にプレゼントしてくれました。
ミカンの味は糖度が高いだけでは判断出来ませんが、最大の目安になります。熟れ初めは酸(クエン酸)も多いので、きつい感じです。
10月28日現在で糖度の最高は13.8でした。
美味しいため、早くもイノシシが数頭押しかけて無理矢理お裾分けとばかりどっさり食べています。
イノシシはミカンを銜えて引きちぎり下に落としてから器用な鼻で皮を剥いて食べます。
そのため、引きちぎられたヘタの部分の皮が木に残り白い花が咲いたかのようです。
下の地面にはたくさんのミカンの皮が残ります。
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