腐女子以上大人未満

自分の趣味を無節操にひけらかす(予定)のブログです。

蒼黒の楔

2008-08-08 20:51:11 | 緋色の欠片
何か月ぶりの更新なんでしょうか?
まさか大学が週一でテストをさせるとは思いもよらず…その上で定期テストは鬼ですね。


QuinRoseの話はさておき(笑

緋色の欠片3の感想をちらほらとしようかと思います。

昨日届きまして今現在で「拓磨」「真弘」そして遼の途中までやっております。





ここからはネタばれになりますのでご注意ください








一番はじめに拓磨。
今回のシナリオは初期の緋色の欠片と同じでした。全5章で、ラストの1章が個人ルート。量は夏休みなのでガンガンやってしまっていて時間感覚は曖昧ですが、一日二人くらいは楽勝でしょうね。

初期の緋色と同じなのはうれしいのですが、あれって一人攻略したくらいじゃ話の全様がまったくわからん。
とりあえず目の前の敵を倒して「いやーよかった……好き(ぶちゅ)」みたいな感じ。(決して馬鹿にしているわけではありません)

一人目は敵が誰だかわかったところで終了。
さらっとわけがわからず終ってしまったために初作品と同様に印象が薄くなってしまった。また全員終わったらやろうかと…


新キャラについて
村が突然玉依姫関係者以外学校にいる時に忽然といなくなるところから始まります。
原因がわからない。だて、どうしよう?とりあえず春日家にあつまろうということで移動。その途中「うつろ」という霧のようなものと遭遇。この気配はカミでも人でもない。しかも「うつろ」は最近出始めたらしい。
春日家に集まった守護者たちはとりあえず情報収集しようと村中を捜索。

主人公は森にいた謎の少年(かわいい方)に出会います。
はじめは「あ…う…」と言ってばかりで言葉がしゃべれない風でした。
とりあえず家に行こうと誘ったところに「うつろ」が出現。主人公一人でなんとか倒し
少年「あ…り…と」
主人公「ありがとうって言いたいの?」

少年「…あり、がと。………ありがとう」

なにこのかわいい生き物はっ!!


後輩君も確かに可愛かったが、それを軽く上回るかわいさ。
なにも知らない無垢な子供のようで。さらに可愛さをプラス
保護して自分に名前がないことがわかると「名前、つけてください」「他の人に名前があるのに僕にだけない。あなた様に名前、つけてほしいです」
と名づけ親になってほしいと懇願。
かーわーいーいー
話を進めてくうちに彼の正体は「古い神」という情報しか結局わからず。??な感じでしたが期待大。
即効で攻略したくなりましたが、おそらく何人かやらないと出来ないだろうとふんで後半にしときます。楽しみはとっておかないとね!


真弘
きっとコミカルな話になるだろうと予想はしていましたが、やっぱりなりましたね
一番言いたかった。
彼は前作から「俺の女」宣言は有名ですよね(え
今回も例にもれず言うわけですが、言いたいのはそれだけではない。
告白シーンのことですが、

最終決戦前夜に呼び出し、ただ俺が言いたいだけだと照れくさそうにいって「すべてが終わったらおれと付き合え」と告白。ここまでならいつもどおり。
しかし、先輩なのは伊達じゃなかった!
「同じ大学に入学しろ。ずっと一緒にいて、そして結婚しろ。そしておれの子供を産め、子供は3人がいい。お前は俺のそばで幸せに、ずっと笑っていればいい」とプロポーズまで。

「言いたいだけ」という割には返事しなければ次に進めない雰囲気。主人公はもちろん嬉しいので返事をしようと声をかける。すると、あれだけいっときながら照れる真弘。…今更?むしろ照れるのはこっちだよ!?

後半シリアスになるが、ちょいちょいラブラブな場面があって、そこに
遼「俺の主に手を出すなんていい度胸じゃねえか」
拓磨「気持ちはわかるがやめておけ。気づかれるじゃねえか!」
卓「皆さん覗きなんていけませんよ?」
アリア「なにをしているのだ?」
フィーア「アリア様はまだ早いです」
アリア「むーむー!」
慎司「わぁっ。静かにしてください。気づかれちゃうじゃないですか!」

などなど覗き魔がくるのは真弘だけ。
エンディングは大学の発表日の話。掲示板まで見に行って、二人して合格(ちなみに拓磨も同大学に合格)してこれからもずっと一緒だね。で、おしまい。

ちなみに裏事情としては、真弘は実は去年の大学受験は合格していていたのだが本当に村が平和になったと確信できるまでそばにいるために自ら受験をけったそうな。えらいなーこういう、さりげない優しさが魅力ですね。




まだやってる途中ですが。少しだけ。
前作で俺様全開の遼でしたが、今回はすこしおとなしくなったようです。
はじめは仲間はずれでも構わない、一人の方が気楽だ、みたいな性格でしたが、なんやかんやいいながら守護者たちや主人公とがやがやしているのは気に入っている様子。ぬくもりを知ってしまった今、それが離れると寂しいと感じる場面がありました。
主人公に対しては「俺の主」と相変わらず独占欲はあるけれど、自分の意見とは真反対のことを言われたら結局主人公に従う。という、成長ぶり。
また、どのルートでも村人たちとのなんらかの対立が勃発しますが、遼ルートは追い詰められ学校へ。村人たちのために必死になっているのにその村人から鬼斬丸が解放されかかっていて、それを鎮めるために村人全員の命を贄にしようとしていると敵からそそのかさために、主人公に敵意をもちます。そのことについては誤解だと説明し、いままでの贄の儀式に関しては玉依姫の私の罪だと「ごめんなさい」とひたすら頭をさげた主人公泣けます。
精神的に苦しいはずなのに前に向かおうとする主人公に遼は「お前のためならなんでもしてやる。命もかける」といい、「そのかわりひとつだけ願いを聞いてほしい」という。
俺にだけは苦しいことも悲しいこともすべて隠さないでほしい

というもの。
遼君、悲しいとか苦しいとか匂いでわかるんですって。

うそつけー。どんな嗅覚!?感情が匂いで判別するの?苦しいと酸っぱいとか、嬉しいと花の匂いがするとか?
思わず画面に向かってつっこんでました。

まぁ、それ抜きにしてもその言葉の端々から成長を感じましたね。なんていうか大人になった。周りが見え始めるとこんなにも大人になるんだ。かっこいいぞ

今回の話は二人一組で行動します。
拓磨と遼。裕一と真弘。慎司と卓。
ですね。

で、拓磨に「珠紀を頼む」と言われてボロボロになりながら互いに助け合いなんとか生き延びたんですが、再開したときに拓磨から「約束を守ってくれてありがとう」と言われたのに「…守れなかった。傷付け悲しませた」と苦悶の表情に。

大人になったなぁ!!(三度目)

こんなにキュンキュンしたのは久々ですよ。

いやぁ、楽しい楽しい。少しとか言っておきながら一番長い気がする。