大阪無情・涙雨
好きだと言って 口説かれ抱かれ
あなたの胸で 夢が泳いだ
だけど だけど
哀しいことに 女の気持ち知らず
他人の振りして
背中を向けて 町に消えた別れ
あゝ大阪無情・涙雨…
星のうらがわ 隠れてそっと
あなたを見てる 未練な心
そうね そうね
初めて知った 寂しさ堪え涙
瞳が潤んで
体が凍えて 季節に怯えてる
あゝ大阪無情・涙雨…
大阪無情・涙雨
好きだと言って 口説かれ抱かれ
あなたの胸で 夢が泳いだ
だけど だけど
哀しいことに 女の気持ち知らず
他人の振りして
背中を向けて 町に消えた別れ
あゝ大阪無情・涙雨…
星のうらがわ 隠れてそっと
あなたを見てる 未練な心
そうね そうね
初めて知った 寂しさ堪え涙
瞳が潤んで
体が凍えて 季節に怯えてる
あゝ大阪無情・涙雨…
雨の海峡
おんながひとり 旅ゆけば
北の岬に なみだが落ちる
人もいない 風が唸るけど
あなたの影に
こころ乱れて 明日が寂しい
死にたいぐらいの
罪なおんなを
許してくれますか
あゝ雨の海峡 雨の海峡…
息が途絶えて 苦しくて
恋の成り振り 世間知らずに
後の後悔 なみだ流しては
我が身の辛さ
風に散らして 海に沈めたい
恋は儚くて
なみだが滲む
この胸すきま風
あゝ雨の海峡 雨の海峡…
君だけを
君だけを 君だけを 愛して
いつも頭のなかは
君でいっぱいで
胸を焦がして 生きていた
どうして どうして
小枝から 桜が散るように
哀しい別れをするの
季節の春に 落ちた恋い…
君だけを 君だけを 信じて
明日を見て生きてた
哀しい結末
連れて北風 何処にゆく
なみだで なみだで
後追いで 街を探したけど
何処かゆくえ知れない
北の灯り火 星に消えて…
雨に濡れても
こころを開いた 嘘のない思い
純水に あなたに引かれて
恋してるけど うまくいかない
そんなこと 思いながら
傘のしずくが 肩に落ちる
雨の舗道 あゝ雨に濡れても…
諦めてみても 後悔するから
叶わなくても 未練に泣いて
あなたを思い 暮らしでみたい
おんなの辛さ いつまで続く
なみだ浮かべて 夜に溶けても
風が冷たい あゝ雨に濡れても…
あなたに捧げた 運命のいのち
雨にながれて 季節に落ちて
行けどせつない 木枯らしばかり
見窄らしさが よく似合ってる
あぜ道歩く 1人この身の
雨の舗道 あゝ雨に濡れても…
新宿サタデイ・ナイト
待ち合わせの ビルの街角で
時間を過ぎても 来ないけど
事故ではないか 気にかかる
雨の煙たさに
向こうの景色が
傘の雨だれに 消えてゆく
あゝ新宿サタデイナイト…
人混みを巻き 都会を流れる
川は寂しくて 月影に
おんなの舟が 浮いている
風に傾いて
沈みかけるけど
あなたの影だけが 映ってる
あゝ新宿サタデイナイト…
怪しく乱れ おんなが騒いで
まだ来ぬ人を 恨んでも
何処か私が 惡いのと
心の灯影(ほかげ)
慰めているが
明日が消えかかる この瞳
あゝ新宿サタデイナイト…