冬が去って 裸樹が終わり
桜の蕾が ふっくらしてる
出逢いに別れ 涙ぐんで
風が小枝を 悪戯してる
桜 桜 目覚めれば
君がスキ 桃色…桜 あゝ…
人はそれぞれに 何思うのか
受けつぐ歴史 今も変わらず
歴史は廻る 時代ながれ
人変わっても 愛は変わらず
桜 桜 目覚めればい
君がスキ 桃色…桜 あゝ
桜 桜 目覚めれば
君がスキ 桃色…桜 あゝ…
荒れてます おんなの心
怒った波が 押し寄せて
風が頬叩いて 痛くて
まるであなたの
昨日のようです・・怒り
そんなに 責めないで
か弱い私 なみだ模様
女の海峡 あゝ佐渡海峡・・
唸る風 ひゅうりらら
空が変わって 雪になる
今そんな思いが 横切る
着物の裾が
乱れてまくれ・・なみだ
もうすぐ 冬になる
まるで地獄の 絵のようで
なみだの海峡 あゝ佐渡海峡・・
波になみだを そっと浮べて
こころの重さ 解いでます
赤い口べに 薄らいで
おんなの肌が・・沈む
部屋には 帰らない
思いで 多いから
宿の番傘 仮の名で
湯けむりなみだ
あゝ佐渡海峡・・
あなたが海峡 あゝ私の海峡・・