あなたに愛され 別れたけれど
何処吹く風か 涙ぐんでる
爪・指・手の平で
死ぬ気になって 掴んだ愛を
捨てろと言うのね
別れは女殺しの 言葉だから…
明日の夢さえ 見れず終わった
明日の花が 見ごと散らされ
爪・指・手の平の中で
朝靄の中で 俯いていた
風に散りゆく
1輪の赤い花は 私のすがた…
何処か似ている あの人に
お酒の席で 声かけられて
その気になった
昔話に咲いてみた
恋の苦労に 心通わせ
泣いてくれた
嘘のなみだか あゝ通り雨・・
月が呼んでる 吠えている
きのうの恋に 別れを告げて
すべて忘れて
きっと生まれ変わります
それが一番 幸せなのよ
我が身慰め あゝ通り雨・・
別れが惜しい 誘われている
似てる人だと ただそれだけで
許してしまう
一夜に女のすべて
後悔しない 言い訳しない
泣かずにいるわ あゝ通り雨・・