あなたに死にたい 暮らしたい
そんなこと言って
胸に縋って 困らせていた
あの日を返して 戻りたい
窓の外では 女が泣いてる
あゝ雨のシンガポール…
どうしたらいいの 町の隅
切符を見つめて
胸踊らせる 異国の空は
買い物達で 賑わって
留まることを 願っている様子
あゝ雨のシンガポール…
あの日を返して 戻りたい
窓の外では 女が泣いている
あゝ雨のシンガポール…
指切りをした お初のデイト
あなた待ちます 有楽ゲイト
改札口の 伝言板に
イレブンナイト あなたの名前
走り書いてる 悲しい知らせ
幾ら待てども あなたは来ない・・
やっとつかんだ 幸せのはず
見る夢散った 儚いものね
恋に踊って なみだに落ちた
人生だけど おんなですもの
なみだ枯れても
なみだ枯れても 愛よ枯れるな
小雨に濡れる
我が身の辛さ 港…神戸で
夢千切れ 嫌われたけど
諦めたくはない
ポーの汽笛は 明日の未練
始まりだけど あゝ神戸…
悪いうわさに 泣いていたけど
気にせず生きた
あなた信じる 港…神戸て
愛だけを 頼って生きた
だから別れ風が
肌身に染みる 遣る瀬無いのよ
私を泣かす あゝ神戸…
まぶたを閉じて 暗闇に映る
時の狭間の
あなたが逃げる 港…神戸で
追いかけて 掴まえたけど
雨の雫だけ
宿るだけで 女が泣いて
後悔だけの あゝ神戸…
なみだ枯れても 愛よ枯れるな
小雨に濡れる
我が身の辛さ 港…神戸で
夢千切れ 嫌われたけど
諦めたくはない
ポーの汽笛は 明日の未練
始まりだけど あゝ神戸…
悪いうわさに 泣いていたけど
気にせず生きた
あなた信じる 港…神戸て
愛だけを 頼って生きた
だから別れ風が
肌身に染みる 遣る瀬無いのよ
私を泣かす あゝ神戸…
まぶたを閉じて 暗闇に映る
時の狭間の
あなたが逃げる 港…神戸で
追いかけて 掴まえたけど
雨の雫だけ
宿るだけで 女が泣いて
後悔だけの あゝ神戸…
桜の花びらが 風に吹かれて
悲しそうに ひらりひらひら
我を忘れて 舞い散る姿が
どこか似ているような
女の恋離れです
あゝ東京コンチェルト…
涙がほろりと 頬をつたわる
酒で明け暮れ 夢なくしても
心ひらいて あなた思いです
未練が抜けきれずに
女がとても悲しい
あゝ東京コンチェルト…
秋に散る花が よみがえるよに
季節が変わり 蕾になって
おんなの命が そして芽生える
大きな思いですが
最後まで諦めない
あゝ東京コンチェルト…
こんなに 別れが辛いとは
死んだも同じ 恋の運命か
あなたが教えた
孤独の叫び 北の山には
白い残雪が あゝ旅の宿…
雨降り 傘もなく濡れてる
古びた駅の 無人ホームに
落ち葉がひらりと
落ちて逝くけど ローカル電車
赤いテールが あゝ目に染みる
岸壁に 見えてる荒波に
あなたの顔が 私を叱る
だから泣けてる
ひとり旅人の 小雨に濡れる
北国岬 あゝ恋い窶れ…
