雨が降っても 風が吹いても
夜中に溶け落ちる
僕の愛は 別れてみても
変わりはしないさ
あゝ愛に散りたい…
夜が来ても 淋しいなんて
泣き言を云わない
信じている また逢える日を
それほど好きなんだ
あゝ愛に散りたい…
君と二人で 通った店の
小窓に映る雨
愛が足りない 何故か悲しい
なみだの水割りで
あゝ愛に散りたい…
僕の愛は 別れてみても
変わりはしないさ
あゝ愛に散りたい…
おんながひとり 旅ゆけば
北の岬に なみだが落ちる
人もいない 風が唸るけど
あなたの影に
心みだれて 明日の淋しさ
死にたいぐらいの
罪なおんなを
許してくれますか
あゝ雨の海峡・・
息が途絶えて 苦しくて
恋のなりふり 世間知らずと
後の後悔 なみだ流しては
我が身の辛さ
風に散らして 海に沈めたい
恋は儚くて
なみだに滲む
この胸すきま風
あゝ雨の海峡・・