gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

愛染隼人の女の詩集 おきみやけ

2024-06-20 19:06:00 | 日記
    おきみあげ
あなただけなのに おんなの恋は
なぜなぜ わかってくれないの
打ち明け話し
素知らぬふりで
私を泣かす 虐めないでね
もうこれ以上は
あゝ心移しの おきみあげ…

いい人いるのね 言わないけれど
どうして 内緒で恋して
我が身隠した
明日のおんな
好いた振りした 態度をしてね
せめて今夜からは
あゝ心移しの おきみやげ…

運命まわって いつかしあわせ
めぐると そう思ってたけど
時間がかかる 
幸せなんて
我が身慰め めそめそ泣いて
我慢耐えるだけの
あゝ心移しの おきみあげ…



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛染隼人の女の詩集 東京流れ者

2024-06-20 19:03:00 | 日記
東京流れ者
この胸にある 恋の運命を
大切に閉じて 誰にも内緒で
あなた追いかけ 生きてゆくの
好きだから それでかまわない
北から南まで 流れ流れて
あゝ東京流れ者…

おんなですもの 夢ぐらいあるわ
北から南 へ すがって追いかけて
探して歩く 乙女の星が
輝いて 光った 浮世の流れ
早く見つけて おんなの意地を
あゝ東京流れ者…

一度は枯れて 諦めかけてた
幸せだけれど 命かけて生きた
夢を繋いでも 恋の花が咲いた
今日もゆく 夜に花咲く町を
北から南まで 流れ流れて
あゝ東京流れ者…








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛染隼人の女の詩集 浮草物語り

2024-06-20 18:52:00 | 日記
根なし宿なし 水面に浮いてる
陰で噂の あの人だけど
雨が降っても 辛さに耐えて
流れ流され 今日は何処へゆく
あてなく流離う 夢の旅人
惚れた 惚れたよ 浮草物語り… 

夢の続きは あんたに抱かれて
浮き世の辛さ 風に散らせば
胸に咲かせた 小さな花が
風に震えて 今日に咲いてる
二人道連れで 世間をわたる
そうよ そうなの 浮草物語り…

どうして涙を 流すものかと
握りこぶしの 嬉しさだけど
心移して なおさら堪え
花の咲かない 日は無いんだ
あてなく流離う 恋の旅人
あんた 一人の 浮草物語り…





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛染隼人の女の詩集 恋はぐれ夢はぐれ

2024-06-20 18:32:00 | 日記
恋は理屈じゃないわ 寄り添う心
両手に零れるほどの
思いがあるのに
なぜなぜ 別れなの
夢に逸れたの
この世は信じられない
ことばかり
あゝ恋はぐれ夢はぐれ…

瞳で遊んだ夢を 忘れるならば
素顔のままでいいから
笑える人生を
転んて 起きても
なみだ粒残る
風に心が戯れば
悲しくて
あゝ 恋はぐれ夢はぐれ…

こ の世は信じられない
ことばかり
あゝ恋はぐれ夢はぐれ…


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛染隼人の女の詩集 旅すれば

2024-06-20 18:27:00 | 日記
     旅すれば
桜の季節です 春風が吹いて
花びら散らして
逃げてゆきます 
それは それは あなたです
悲しみに 明け暮れて
あゝ女が 旅すれば…

春なのに淋しい 孤独に泣いてる
あなたに逸れて
時空の旅人
なみだ なみだ 零れてる
岬岸壁 海風よ
あゝ女が 旅すれば…

四季春の海風 私のほほを打つ
褪せる夕焼け空
心粗削り
遠く 遠く 幸(さち)はぐれ
唸る波うず 手を招く
あゝ死にたい この身投げ…

時の運命に泣く 恋に逸れてゆく
小枝を離れてゆく
枯れる葉のように
落ちて 恋が 溶けて今
深い海底 理由知らず
あゝ眠りに 就くだけね…







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする