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愛染隼人の女の詩集 東京悲恋歌

2024-06-22 17:48:00 | 日記
    東京悲恋歌 

どうしても あんたがいいと
素直な気持ちで 囁いた
帳が降りた 夜の十字路を
気がつけば あんたの胸で
すがって 泣いていたから
何故かこの歌 何故かこの歌
東京悲恋の歌よ あゝ…

恋さだめ あるなら泣いて
時を恨んでは あなた憎まず
口紅が 色褪せてゆく
あゝ裏ひとみ 恋の端くれ
何故かこの歌 何故かこの歌
東京悲恋の歌よ あゝ…

木の葉舞う 都会のすみに
あなた風吹いて 涙にしぐれ
彷徨う夜の 道の歩道に
季節はずれの 雪が降るから
何故かこの歌 何故かこの歌
東京悲恋の歌よ あゝ…




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愛染隼人の女の詩集 ゆきずりだけど

2024-06-22 16:25:00 | 日記
  ゆきずりだけど
あなたに 淋しさ覚えて
恋の苦さを 知りました
似た人 声かけられて
それだけで 
着いてゆくゆく 後から
夜の淋しさ なみだの女
あゝゆきずりだけど…
 
すべてを 許したけれども
戯れだけど 悔やまない
それでも あなたの代わり
ひるまない
覚悟していた この人生を
軋むベッドで 夢まぶた
あゝゆきずりだけど…

今夜も 恋のたずね人
愛が淋しい 傷跡埋め
あなたを どこか探して
胸なだめ
孤独なだけの 裏切りを
恨まずいても なみだです
あゝゆきずりだけど…







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愛染隼人の女の詩集 もう迷わせないで

2024-06-22 16:23:00 | 日記
もう迷わせないで

思い捨てられずに 星と輝く
陰ながら あなたを見つめて
素直な愛をぶつけて
生きているけれど
もう迷わせないで
苦しくて 死ぬほどに あゝ

心に囁いて 生きてるけれど
もう他に 誰も愛せない
心細さがつのって
泣きわめいている
もう迷わせないで
息詰まる 枯れいのち あゝ…

不幸を背負ってる 私ひとりが
わからない 変ないい理由で
我が身を慰めている
ご都合主義ね
もう迷わせないで
この涙 止まらない あゝ…







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愛染隼人の女の詩集 だから横浜

2024-06-22 13:42:00 | 日記

海風に揺れる 黒髪が素敵

笑った笑窪の可愛い

そんなお前だった

ハーバーライト 綺麗だね

お前の影が 思い離さない

ひとり横浜

だから横浜 あゝ・・

口びるが赤い 化粧の薄い

星空に消えたけれども

思い残した女

逢いたくても もう逢えない

偲ぶ思いの 胸沈むなみだ

ひとり横浜

だから横浜 あゝ・・

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愛染隼人の女の詩集 浮草物語り

2024-06-22 10:08:00 | 日記
根なし宿なし 水面に浮いてる
陰で噂の あの人だけど
雨が降っても 辛さに耐えて
流れ流され 今日は何処へゆく
あてなく流離う 夢の旅人
惚れた 惚れたよ 浮草物語り… 

夢の続きは あんたに抱かれて
浮き世の辛さ 風に散らせば
胸に咲かせた 小さな花が
風に震えて 今日に咲いてる
二人道連れで 世間をわたる
そうよ そうなの 浮草物語り…

雨が降っても 辛さに耐えて
流れ流され 今日は何処へゆく
あてなく流離う 夢の旅人
惚れた 惚れたよ 浮草物語り… 





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