なみだのWaltz
あなたに靡いて 生きて来て
人生捧げて 尽くしたものの
別れ言葉に泣いて
捨てられたことが 残念で
今が哀しい なみだのWaltz…
月夜に泣いては 愛は朧(おぼろ)
叫び声をあげ 涙を流して
生きることの悲しさ
身に滲みて泣ける 歯がゆさの
未練に躍る なみだのWaltz…
月夜にしぐれて 風に身が散る
わたしの人生 これで終わりと
ひとり嘆いて泣いて
陰でなみだして 濃い化粧
薄れてゆくわ なみだのWaltz…
なみだのWaltz
あなたに靡いて 生きて来て
人生捧げて 尽くしたものの
別れ言葉に泣いて
捨てられたことが 残念で
今が哀しい なみだのWaltz…
月夜に泣いては 愛は朧(おぼろ)
叫び声をあげ 涙を流して
生きることの悲しさ
身に滲みて泣ける 歯がゆさの
未練に躍る なみだのWaltz…
月夜にしぐれて 風に身が散る
わたしの人生 これで終わりと
ひとり嘆いて泣いて
陰でなみだして 濃い化粧
薄れてゆくわ なみだのWaltz…
北国の雪
いつも冬になると 雪深くて
風が窓を叩いて
躊躇ばかりで 思うように
逢えなくて あゝ
恋は切ない ものなのね
北国の雪 北国の雪…
港のはずれ町 田舎臭い
余り電車がない
だけど歩けない 雪の深さ
哀しすぎ あゝ
春まで待つと 言うけれど
北国の雪 北国の雪…
桜の頃に 逢えればいい
そんなこというけれど
逃げられてしまい
焼き餅を妬く あゝ
春まで待つと 言うけれど
北国の雪 北国の雪…
酔いどれ天使
あなたに逸れ 錆びついた女
風にぶたれて
ひとり焼け酒で 慰めようと
思ってみても
酒場の陰で 揺れる面影に
傷ついた私は 阿呆やねん
あゝ酔いどれ天使…
闇夜に隠れ ネオンに消えても
思い儚(はかな)い
白い夜明けには 肌が滲んでも
涙すら出ず 乾いた瞳に
あなたが宿るけど
酒に溺れて 阿呆やねん
あゝ酔いどれ天使…
流氷哀歌
雲の切れ間に 夕陽が堕ちる
いつか見た 音を立てながら
流れ尽きない 流氷が
軋んでいる 2人は別れても
思いでは消えずにある
あゝ流氷哀歌…
北の外れに 列車がひびく
僅かに白い 雪が舞い落ち
寒さに痛い 心が哀しくて
追い詰められた
この身が可哀想
あゝ流氷哀歌…
身を守るのも 恋に嘆くのも
花を散らした わたしが悪い
光のなかに 夢が崩れ落ち
わたしを虐めて
どこまで泣かせるの
あゝ流氷哀歌…
別れの旅路
いつもそうなの 哀しい顔で
別れの話を聞いて
後から後悔して
未練な思いを 寄せている
駄目な女ね 別れの旅路 あゝ
汽車を降りたら 岬のはずれ
橋から海を見ていた
白い雪が降るなか
渦巻く海見て この生命
別れを思った 別れの旅路 あゝ…
見知らぬ人に 背中を押され
生きる勇気を諭され
迷いに泣いていた
若い生命を 考えて
生きることにした
別れの旅路 あゝ…
生命の尊さ 見知らぬ人よ
教えてくれて ありがとう…