流氷哀歌
雲の切れ間に 夕陽が堕ちる
いつか見た 音を立てながら
流れ尽きない 流氷が
軋んでいる 2人は別れても
思いでは消えずにある
あゝ流氷哀歌…
北の外れに 列車がひびく
僅かに白い 雪が舞い落ち
寒さに痛い 心が哀しくて
追い詰められた
この身が可哀想
あゝ流氷哀歌…
身を守るのも 恋に嘆くのも
花を散らした わたしが悪い
光のなかに 夢が崩れ落ち
わたしを虐めて
どこまで泣かせるの
あゝ流氷哀歌…
流氷哀歌
雲の切れ間に 夕陽が堕ちる
いつか見た 音を立てながら
流れ尽きない 流氷が
軋んでいる 2人は別れても
思いでは消えずにある
あゝ流氷哀歌…
北の外れに 列車がひびく
僅かに白い 雪が舞い落ち
寒さに痛い 心が哀しくて
追い詰められた
この身が可哀想
あゝ流氷哀歌…
身を守るのも 恋に嘆くのも
花を散らした わたしが悪い
光のなかに 夢が崩れ落ち
わたしを虐めて
どこまで泣かせるの
あゝ流氷哀歌…
別れの旅路
いつもそうなの 哀しい顔で
別れの話を聞いて
後から後悔して
未練な思いを 寄せている
駄目な女ね 別れの旅路 あゝ
汽車を降りたら 岬のはずれ
橋から海を見ていた
白い雪が降るなか
渦巻く海見て この生命
別れを思った 別れの旅路 あゝ…
見知らぬ人に 背中を押され
生きる勇気を諭され
迷いに泣いていた
若い生命を 考えて
生きることにした
別れの旅路 あゝ…
生命の尊さ 見知らぬ人よ
教えてくれて ありがとう…
ある女の詩
噂なんかは 気にしてないわ
もう遅いのよ
人目を偲んで 胸が騒いで
恋に堕ちて 花開いて
あなたに生きたいと
そう思う ある女の詩 あゝ…
過去ある人と 話しするけど
関係ないわ
胸の余白に 焼き付いていて
離れなくて 狂い咲きで
陰から見てるけど
惚れ込んだ ある女の詩 あゝ…
告白なんかは 出来ないけれど
だから泣いてる
弱い女が くよくよしても
先行き見えず 雨に濡れて
凄く哀しいだけ
虚しさの ある女の詩…
宍喰の恋い
ししくいの町 風吹く潮風
どんなにつらくても
我侭言わないで
着いてゆきたい
それが私の運命
もう決めました 宍喰の恋い
ししくいの町 港のはずれ
諦めた人生
捨てかけた生命を
あなたが救い
大事にしてくれた
理由ある人 宍喰の恋い…
ししくいの町 海(うみ)青い
星が綺麗な町
2人が恋いする
命を交わした
頼るなみだの人
生命の限り 宍喰の恋い…
月夜の天使
あなたの胸に 愛がとけ込んで
瞳に映るわたしの
顔が綻んで
これでいいのね 幸せなのね
我が身に言いながら
降りてきた あゝ月夜の天使…
2人暮らして 家庭を作ろう
幸せ過ぎて震えて
ホテルで泣いた
後悔しない 後に引けない
あなたに着いてゆく
恐れ身の あゝ月夜の天使…
我侭言ったら どうぞ叱って
恨みはしない恋だから
北のはずれ町で
何もいらない すべてを捧げ
あなた好みの女
舞い降りた あゝ月夜の天使…