手軽なパッケージソフトやクラウドサービスのおかげで、
試してみて導入する、というICT活用が増えてきていると感じています。
私も実際に、システム分野によってではありますが、そのようなご支援をさせていただく機会があります。
情報共有を目的としたICTなどにはさまざまなSaaSがあり、
それらは試行実施期間があったり、1ヶ月単位や日割りの課金体系であったりなど、
試して導入することで、ICT導入の有効性を十分に事前確認した上で導入することができます。
本当に、嬉しい(?)時代となりました。
しかし、一方では、所謂ウオーターフォールモデル的な方法でICTを導入する機会も、以前として残っています。
大規模な基幹業務システムの刷新などのケーズです。
この場合、パッケージソフトの利用か、スクラッチ開発か、
そしてパッケージソフトを利用する場合は、どのパッケージを選定し、どの業務をどのようにパッケージに合わせるか、などなど、
いろいろ検討し決定すべき事項が多岐にわたります。
その際、自社の強みの業務は維持・強化し、他の業務はスリム化する視点が必要となります。
闇雲に、パッケージに全ての業務を合わせるのではなく、また逆に、何が何でも現状を踏襲する、という安易な考え方は避けるべきです。
つまり、システム化の構想、その構想に沿う要求定義、つまり超上流工程は、システム化を成功させる上で非常に重要です。
よって、超上流工程には、十分なリソース、例えば、適切な意思決定可能なメンバーの参加、十分な打ち合わせの準備・時間・回数が必要となります。
<関連記事>
超上流工程(広義の要求定義)の基本プロセス(その1)
超上流工程(広義の要求定義)の基本プロセス(その2)
超上流工程(広義の要求定義)の基本プロセス(その3)
超上流工程からシステム運用テストまでにおける考慮事項
試してみて導入する、というICT活用が増えてきていると感じています。
私も実際に、システム分野によってではありますが、そのようなご支援をさせていただく機会があります。
情報共有を目的としたICTなどにはさまざまなSaaSがあり、
それらは試行実施期間があったり、1ヶ月単位や日割りの課金体系であったりなど、
試して導入することで、ICT導入の有効性を十分に事前確認した上で導入することができます。
本当に、嬉しい(?)時代となりました。
しかし、一方では、所謂ウオーターフォールモデル的な方法でICTを導入する機会も、以前として残っています。
大規模な基幹業務システムの刷新などのケーズです。
この場合、パッケージソフトの利用か、スクラッチ開発か、
そしてパッケージソフトを利用する場合は、どのパッケージを選定し、どの業務をどのようにパッケージに合わせるか、などなど、
いろいろ検討し決定すべき事項が多岐にわたります。
その際、自社の強みの業務は維持・強化し、他の業務はスリム化する視点が必要となります。
闇雲に、パッケージに全ての業務を合わせるのではなく、また逆に、何が何でも現状を踏襲する、という安易な考え方は避けるべきです。
つまり、システム化の構想、その構想に沿う要求定義、つまり超上流工程は、システム化を成功させる上で非常に重要です。
よって、超上流工程には、十分なリソース、例えば、適切な意思決定可能なメンバーの参加、十分な打ち合わせの準備・時間・回数が必要となります。
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