主の年2022年が始まりました。
まずはチャペルから皆様へ、新年のご挨拶を!

昨年のブログで教会員お手製の御言葉の額について紹介しましたが、この作品もその一つです。
冬の風物詩、樹霜で白くなった木々が美しいですね♪
御言葉は新約聖書・エペソ人への手紙6章10節から。
「主にあって、その大能の力によって強められなさい。」(主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。)
新たな一年への励ましとなる御言葉です!
先週から北海道でもまん延防止等重点措置が適用され、先行きが不透明な状況にありますが、
全能者である主なる神様を見上げつつ、今年も歩んでいきたいと思います。

さて、皆さんは今年、何か新しいことを始めましたか?
もうすぐ2月になりますが、今からでも遅くはありません。新約聖書の通読にチャレンジしませんか?
上に掲載したのは『聖書一日一章 新約』です。
日本アライアンス呉教会の牧師であった小宮山林也先生と堺大浜キリスト教会員で大阪府立大学名誉教授の唄野隆先生による共著書で、
新約聖書の各章ごとに、お二人がメッセージを書いておられます。
1985年に出版され、2003年の第5刷まで発行が続けられていましたが、今は残念ながら販売されていません。
ページをめくってみると・・・例えば、こちらはマタイの福音書第1章(新約聖書の最初の章)です。

右ページが小宮山先生、左ページが唄野先生により執筆されています。
私は昨年の一年間を通して、この『聖書一日一章 新約』を参照しながら新約聖書を通読しました。
1月1日から始めて、月曜日~金曜日の5日間に毎日1章ずつ読み進めた結果、12月31日に通読を終えることができました♪
新約聖書は全部で260章あるので、年始から週に5日(5章)×52週(1年)で通読が可能です。

そこでおすすめしたいのが、現在も入手可能なこちらの本です。
唄野隆先生による『今日の聖書 一日一章 新約聖書篇』。イーグレープから2018年に出版されました。
唄野先生はこう書かれています。
「忙しさが増し、静まることが難しくなっている現代社会、人々の目が人間的な興味に向き、面白さや智恵、また知識が求められ、
神に対する畏れが失われ、神のことばが軽んじられる時代になって、
神を畏れ、神のことばを愛し、神のことばを通して主イエスさまとの親しい交わりを求めることの難しさを覚えますが、
それだからこそ、一層、主を畏れ、主の前に静まり、主の御言葉を聴くことの大切さを痛感します。」
思い立った時に聖書の気に入ったところを部分的に読むのではありません。
聖書の全体を読み、聖書全体の背景の中で、その日、自分に語ってくださるみことばを聴き、それに応答していくのです。
小宮山先生と唄野先生は、「それを毎日続けるとき、そこから得られる祝福には測り知れないものがあります」と述べています。
そして、毎日の聖書通読から教えられたことを、教会で分かち合うことをすすめておられます。
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旧約聖書は一日一章だと数年かかりますが、新約聖書はこれから読んでも年内に通読を終えることができます。
2月から始める方は、週6日(6章)読んでいくと、年末までに新約聖書の通読ができると思います。
今年は、新約聖書に親しむ一年にしませんか?
冬空のチャペル

「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。」(聖書・詩篇)