合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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一束立ち 《その2》

2017年05月30日 | 合気道
《一束立ち》

一束立ちとは、表千家茶道で

正座から立ち姿への立ち方のことを言います。

"統一体(または同一体)という技術の応用です"

と昨日はブログで書きました。

この立ち方は、不安定なようでいて実は全く違った側面

意味合いを持っています。

どうしてわざわざ両手に茶器を持った状態からそんな立ち方をするのか

長年疑問に思っていました。

裏千家のように立てばいいのに、と素朴な疑問がいつも

自分の中でくすぶっていたのですが

合氣道で、「合気ーアイキ」の探求が進むにつれて

身体操作、それ実は、身体から学ぶことじゃくて(100%それじゃ何も掴めない)

意識操作から入っていくことが極意につながるという事

それが経験から分かってから

一束立ちの謎が自分の中で完全に解けました。

一束立ちという立ち方は

高度な(実際はそうでもありませんが)意識の使い方を必要とします。

茶道や武術・武道でもあまりここは教えてくれません、

というか教えられる先生は極めて少ないのが現実です。



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