合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

美しい武道それが合気道《明月会ブログです》

二教

2020年04月24日 | 合気道
二教(二か条)
当会では、基本技の一つとして
その場で行い稽古しています。



二教(手首まげ)の一般的なlesson法
入門~極意までの流れです。

⑴ 形を覚え、力を入れずにやります。

⑵ 型で相対的稽古を行います。
  肩取り二教や片手取り両手持ち二教などの二人稽古。

⑶ 二教は、なんで掛けるのか、どうして効くのか?
根本的なことを知りたい時期がきます。

⑷ それは"姿勢"にあると解リます。

⑸ 稽古がすすんでいくと、その姿勢は「意識操作」だと
  そこに至ります。

⑹ ⑸をきちんと腑に落ちた方は、
  なんだぁ!
  それじゃ身体を鍛えるか。
  身体操作にかえります。

☘    ☘    ☘    ☘    ☘

⑴は、入門~初級の段階

⑵は、型を練習する段階

⑶は、ある年月が経った頃

⑷ ⑶の探究心を失わずズ~っと稽古をしてきた人の得られた答です。
  (・継続は力なり ・石の上にも三年)

⑸ 極意を掴みかける、または気付くという際どい時期
  この段階に進んできたら
  合気道の代名詞の四方投げや呼吸投げも本当に分かってきています。

⑹ 目の前にある合気道(武術)の疑問が大体解けます。
 次の段階へ自信を深め進めるときがやってきます。


⑹までの年数は
5年、10年、15年、それ以上の年数がかかるのか?
それはまちまちです。
ただ言えることは、コトバや知識で分かってはいけないという事です。
また、そんなことは100%不可能です。

また、
本やインターネットでも手に入れられません。
前のブログで紹介した植芝盛平翁の道歌
『合気とは 解けばむつかし 道なれど ありのままなる 天のめぐりよ』
これがわかるかが一つの指針となります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。