合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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15周年記念ブログ🍀第71号・合気道の基本構造を理解するまで(No02.)

2017年07月26日 | 合気道

合気道は武術という前提で

合気道を端的に表している言葉があります。たとえば、

「気に合する道」

「気に合わせる武術」

「人に(相手)に合わせて動く武術」

「相手の動き(力)を利用して投げたりする武術」

 だいたい同じようなものですが、いろいろあります。

 しかし分かる人には以上のような表現でも

 「あぁ、そういう事だな」って理解してしまいます。

 逆に、

 そうでない人には、これらの表現では全く雲を掴むようなものであり

 かえって合気道って何なんだ! となってしまいがち

 
 「気」と聞いて、「精神」のごとだと思ったり

 「気」は「こころ」だと捉えたり

 「気」は「意識」だと言い換えている

 それ実は

 同じような表現をしているだけで、実は「気」(合気道における気、または武術の気)
 
 の中味を理解できていなくて、漠然としか捉えられていません。

 直接的な答えはここでは書きませんが、


 例えていうなら筋肉と力(パワー)の関係で

 ペットボトルを「グシッ」と握りつぶす。

 これは

 「気の力」です。

 「ハンドパワー」です。

 「意識」です。

 「こころ」です。

 どれも100%外れてはいません、間違ってはいません。

 がしかし、

 学ぶための本質

 合気道を理解するための本質

 武術を実践する上で"気"を扱う

 本質なんかを突いているわけでもありません。


 コトバだけが独り歩きして、理解できた気になってはいけないところで、

 必ず、言語の裏には実体的な"体験"がプログラムされているものです。

 本質は自分に明確に見えてくるように(経験できるように)

 実体として捉えないといつまでも迷走してしまいます。

 そこが初心者には難しいのです。

 そこを求める人に分からせるのは、分かっている先生の言語力にもよります。

 
 

 
 

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