合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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15周年記念ブログ🍀第72号・合気道の基本構造を理解するまで(No03.)

2017年07月27日 | 合気道
・合気道の「気」の概念がある程度分かったところで(理解できたとして)

 その次には、"構える"ということを意識的に練習しないといけません。

 半身(左右)と結立ち。
 
 それと、次に、構えからの"呼吸投げ"。

この構えからの呼吸投げの理解はとても大切なもので

 合気道の"核"と言っても過言ではないものです。

 「気」とそれをリンクさせなければいけません。

 つまり「気」がベースになっている。

 結局、「気」を考えるうえでは「身体」ということを切り離すことは出来ないのです。

 "身体の声を聞くと、直感が磨かれる(身体の反応)"という教えがありますが、これです。
  →「本気で打ち込めるようになる方法」より 石井大地著
 
 お茶の「柄杓を構える」。

 合気道の構えの構造、実はこれと同じです。

 同じじゃないと思うかもしれませんが、

 それは「気」の理解がないため、現象形態しか見えていないためです。

 だから「気」(=相手の@@に合す)を理解しないと永遠に合気道の

 低い身体操作レベルにとどまってしまいます。

 ただし、精神論ではありませんから

 実体を使ってというのが前提条件です。

 あるレベル以上に上達しないなぁと思う人は、

 「気」であるものも「気」でないものも

 一緒くたにして学んでいる。

 もっと言えば、気であるものを気であるものと分からず軽んじて、

 大事で無いものばかりやってしまう。

 これが「呼吸投げがわからない」世界にいる側の人の練習です。
 

 




表千家流 炉薄茶点前



 

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