エイリアンＶＳクレーマー母

来週早々、息子ちゃんの学籍は病院内の学校に移る。養護学校の分校と言うことで形は転校と言うことになるのだ。

今までの経緯と、息子ちゃんの発病に関して宇宙基地が深い関わりを持っていることもあって、いつか対決せねばと思っていた。

昨日夕方、夫から別件で電話があり、息子ちゃんの話になった。「後はＭ中にいつ乗り込むかだよね。。。。」と私が言うといろいろ会社の催し物が控えてしかも中華チェーンの改装の仕事も抱えている夫は手一杯。

「いつ行っていただいても結構よん。。。」マジか？？？？アタシ単独で乗り込んでもあなたはいいのね。。。。。

さーーて、いつ行こうか？？次の瞬間なんか、頭の中で行くなら今日だ！！って思った。電話を取り担任に取り次がそうとしたら部活だか所用だかしらんが職員室には不在。１時間ほど経って折り返し電話が来た。「これまでの経緯とか病状とか今後のこととかお話があるんですが、ご都合はどうですか？」で、すぐ行くことになった。

私には当然ながら文句が山ほどあった。でも、病院から戻ったら息子ちゃんは今の中学に通う気でいる。実際はどうなるかは正直まだ分からないが、息子の気持ちを最優先しなければならないから、喧嘩はできない。。。。つまり、キレられない。。。努めて冷静にかつ言いたいことは全て言ってこなければ行く意味がない。

こんなキャラでしょう～～難しい訳よ。でも、もういろんな意味で限界だったし行くしかないじゃん！

で、５時半頃だったか、学校に到着、研修室と書かれた教室で担任と話し合うことになった。大まかに言って言いたいことは。。。。

１、今の息子の病状と入院するに至った経緯。
２、発病のきっかけとなった先輩の嫌がらせ行為の事実の報告と部活の監督不行届へのクレーム。
３、息子ちゃんの親友への体罰に対する対応の不手際に対しての率直に批判。
４、全体に対するいじめその他の迷惑行為に対しての指導への率直に批判。
５、個人情報が漏れないためのくぎ刺し！

ま～～当然ながら時間はかかり学校を出たのは７時。

担任は息子ちゃんの病気に対する説明に関しては時にメモを取り真剣に聞いてはいた。部活の件に対しては返事は、ほとんど「はい。。。。」のみ。聞いてるんだかなんなんだか？？？

「調子が悪るければ見部で良いと言っていたけれど、実際見学してると先輩に『なんもしないなら帰れ』と言われその場には顧問である先生は不在だったと言うことでしたが？」『あーーーはい。。。』なんだ？それ？その返事？？

袴で虫をつぶしていたという先輩の嫌がらせに対しての答えは『いやーーーＲ君のものだと思って使ったんじゃないと思います。袴いっぱいかかってるんですよ～～卒業した生徒が置いていったのもあって。。。』
ブツッってなりそうなのを堪えて、「袴で虫をつぶしちゃ駄目ですよね。。。」『あ、そうですね。。。。』

本当に勘弁してくれよぉ～～

一番彼が見るからに動揺していたのは親友への体罰の件。目が泳ぎまくりだった。

「彼から先生が自宅に謝罪に行ったことも聞いています。でも、彼は学校に来ていない。原因は先生ですよね。。。その後何か対応はされてるんですか？」『いや・・・現担任に任せる方が良いのかなと思いまして』
「それは問題から逃げてますよね。先生がしたことが原因で学校に来ていないんですよ？彼の気持ちをほぐして学校に来させる義務があなたにはあるでしょう？義務教育って言うのは親や教師、大人が子供に教育を受けさせる義務があるんですよ。彼は教育を受ける権利があるんです。学校に通わせるために最大限努力しなきゃいけないはずです。全然フォロー足りないですよ」

『。。。。。。。。。。。。。。。』

「手紙を書くなりなんかあるんじゃないですか？」『そうですね。。。』

大人といえど教師といえど失敗はする。過ぎたことを荒立てる気はないけれど、きちんと伝わるように謝罪する。非を認めることが大事だと思う。人間同士なんだから分かり合う努力をしないと話にならないだろう？？

今社会で起きていることに無関係な人なんてどこにもいないのだ。「よそ様の子供でも私は少なくても気になりますよ」目が泳ぎまくりの彼は段々溺死してきた感じだった。

転校の事は喋らないことは約束させたが、最後まで彼からは謝罪も「お大事に」の言葉もなかった。今更ながらなんでこんな学校に戻らなきゃならないんだろうね。話は通じないし、教師としての資質がどうこうより人間としてまともじゃないと思う。

言いたいことは言って一応すっきりはしたけど、やっぱり、エイリアンには自分の星に帰還して欲しいわ。疲れるったらないのよっ！！