せっちゃんの明るいガン日記

乳ガンで(片パイ→まっ平らになったけど)鬱病だけど人生転んでなんぼ、生きてるだけで丸儲け!せっちゃんのノー天気な日常!!

息子ちゃんの主治医と面談してきた(^-^)

2008-04-09 23:17:36 | 病気のこと
昨日嵐のような天候の中、息子ちゃんの病院に行ってきた。前々から約束していたとは言え、止めたくなるような悲惨な天気~~!!

そして、私はつい最近ペーパー返上したばかりの危なっかしいドライバーなので、結構びびりながら運転して、ほぼ約束通りの時間に着いた。

今度の主治医は、また前の主治医とはかなりタイプの違う医者だった。若いし、坊ちゃんみたいな感じだし。(笑)その先生が言うにはぼちぼち退院を考えていったらどうかと思うという話。

ほぼ私が考えていることと医師の見解は同じだった。この先入院を伸ばしても半年とか年単位なら変わってくるだろうが、1ヶ月先とかではほぼ変わらないだろうと。今の主治医が気にしているのは学校にどう戻るか?と、息子ちゃんの自己評価が低いのをどう向上させるからしい。

自己評価とは文字通り自分の自分で思う評価なのだが、これが低いと言うことは何をさすかというと自信がない。どうせやっても駄目だと思う。自分のことを駄目だと思うと言うこと。。。

これを高めるには成功体験を増やすしかないらしい。

息子ちゃんは自己評価は低いのにプライドは結構お高い。(苦笑)

今現在は落ち着いているが少しずつでもこの自己評価を上げていかないと、なにかトラブルがあったときまた適応できない恐れが高いらしい。

家は私の両親とほぼ同居状態の家だった。父はどちらかと言えばけなすことが多い。(苦笑)褒め育てるっていうことが私が小さい頃から上手な人ではなかった。子供の持って生まれた性格もあるが、もともと息子ちゃんは「無理」とか「どうせ俺なんか。。。」とかの言葉を使うことが多かった。明るく元気だったけど中身は繊細で傷つきやすいのに態度はふてぶてしい。人に誤解されるタイプでもある。なるほど、自己評価はもともと高くはなかったのだ。そこへきて可愛がってかばってくれたおばあちゃんが他界し、母親、祖父と次々病に倒れ、学校でトラブル・・・抱えきれなくなってしまったんだろう。

自分はやれる。自分が好き・・・そうなるにはどうするべきか??

父には否定語を使わないように今日話してみた。(忘れるかもだから都度言わなくては。。だけどね)

自己評価の根っこは自分の存在の安心感らしい。つまり存在していて良いんだ、。大事にしてもらえる存在なんだと信じることが出来ること愛される自分を実感できること。

人はいらなくても良い存在だと思うとき、誰の役にも立ってないって思うとき・・・生きるのが嫌になってしまうと思う。自分も投げやりになったときどんな風に感じていたかって考えるとなんとなく分かる。

人は誰かに必要とされたい。愛されたい。。。

何度か自殺未遂をした息子ちゃんだが、きっぱり誰の目にもふれないところで死ななかったのは、一応家族の愛情を根っこのとこで理解していたからだって思うし、思いたい。

後は「やれば出来る」って思う体験を増やしていくこと。ゆっくりじっくりやっていくしかない。

外泊訓練をあと2回やって5月のゴールデンウィーク後に退院~~~!!一応ゴール決まった。

学校の方はすぐには戻れないが学籍をもとの宇宙基地に戻すに当たり、養護学校の先生と主治医とエイリアン教師で面談してくれることになった。養護の先生と主治医から今後の対応の仕方、注意事項をエイリアンに話してくれるらしい。

なんせ、エイリアンだから話して分かるとは正直思ってない。でも、そこまで考えてくれることは素直に有り難いのでお願いした。

家に帰ったらどうするか?問題は山積みだけれど、1つ1つ頑張っていこうと思う。家族はやっぱり一緒が良いしね!!