宇宙船シャングリラ 【もう一つの日本神話】

日本人青年が趣味で、東側諸国の関連の情報を取り上げる。

インドとベトナムも親露派が多い。 空母競争時代に突入は「金儲け」の一環か。

2012年07月03日 22時22分27秒 | マスコミ

 

最近、インド海軍も、中・露・米海軍の海軍拡張に刺激されたのか、

海軍の強化に乗り出している。

南シナ海で、中国海軍が活発化しているので、ベトナム社会主義共和国のベトナム人民軍と連帯したい可能性も有る。

※写真はユーラシア連合加盟国。(2015年が発足目標)

 

中ソ関係の影響もあって、ベトナム共産党はやや反中共の風潮が強く、インド政府・インド軍部との密接化には肯定的に成る可能性が強い。

 

そして、インドもベトナムも、ロシア連邦軍からかなりの兵器や技術を手に入れている。

インドとベトナムが組むなら、ロシア連邦政府がそこに割り込む事が可能で、アジアにおける影響力拡大を目指すプーチン政権には好都合だろう。

 

 

プーチン政権は基本的に、中国政府寄りだが、中国の経済範囲・軍事範囲の拡大をあまり面白く思っていない。

親中派ではあるが、やはり「アジアの旨み」を中国政府のみに独占して欲しくないようだ。

 

 

ベトナム社会主義共和国とインドの連帯が予測される中。

中国人民解放軍部は、大規模な諜報網をパキスタンに作っているらしい。

中国軍の情報機関はパキスタンにも置かれている。

 

しかし、インド政府も中国政府も、基本的には正面衝突は避けたい。

インド政府は、チベット自治区を中華圏だとする見解を発表しており、

領土問題以外では、中国との有効和平も模索している。

 

印・中・露・ベトナム・米などなど、基本的に、どの国も、

「70%の部分で仲良くして、30%の部分で徹底して戦う」

というスタイルのようだ。

 

そういう意味では、インドとベトナムの中国包囲網が仮に出来ても、それはブラフ・パフォーマンスとしての

機能しか果たさず、「新冷戦」の激化にはつながらないだろう。

インド洋・南シナ海での海軍競争や、空母艦の開発競争も「大型公共事業」としてのビジネス面が強い気もする。

 

 

※2012年の露連邦軍のモスクワ・パレード。

 

ちなみに、メドベージェフ首相が南千島列島の国後島を本日訪問した。

しかし、マスコミがナショナリズムを煽っている気もする。

僕としては、メドベーの国後島訪問が、日露関係や新冷戦に影響するとは思わない。

 

 

ソ連とアメリカの冷戦も、ヤラセ説が有るが、

案外、世界情勢とは、「バットコップ・グッドコップ」と同じで、

対立は創られたものかもしれない。

バッドステーツ(悪の帝国)、グッドステーツ(正義の民主国家)という役割を、各国が「演じている」

というのは陰謀論的な考えすぎだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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