先日(1月15日)のブログ記事で、北海道札幌市と青森県青森市、そして山形県新庄市はこのままいけば1月としては記録的に少ない積雪になるかもしれないとご紹介したところですが、その後、結局どうだったのか、遅ればせながら調べてみました(図表は全て気象庁ホームページより)
まず、各都市の1月の最深積雪の平年値と最小記録をおさらいすると、
札幌市 1月の最深積雪の平年値:77cm、1月の最深積雪の最小記録:33cm(1997年)
青森市 1月の最深積雪の平年値:88cm、1月の最深積雪の最小記録:31cm(1992年)
新庄市 1月の最深積雪の平年値:101cm、1月の最深積雪の最小記録:24cm(1972年)
となっています。
そして、今年の1月の各都市の最深積雪を見てみると、
札幌市は1月21日に39cmの最深積雪を記録しており、1月の最小記録とはなりませんでした。
次に青森市を見てみると、
1月1日の28cmが最深となっており、これまでの1月の最深積雪の最小記録である31cmを下回りました。
そして、山形県新庄市はというと、
1月2日の21cmが最深となっており、これまでの1月の最深積雪の最小記録である24cmを下回りました。
新庄市については、実に48年ぶりの記録更新となる記録的な積雪の少なさとなりました。
また、青森市と新庄市の1月の降雪量はともに56cmで、これまた1月としては過去最も少ない記録となりました。(青森市の平年値は225cm、新庄市の平年値は283cm)
札幌市では、2月に入ってからまとまった雪が降り、積雪も急増しましたが、青森市と新庄市では依然として雪が少ない状況が続いています。普段は、雪が多くて苦労している両市ですが、今年はまとまった雪を待ち望んでいる方もいるかもしれません