またタミフルのネタですがすみません。

皆様ご心配いただいてありがとうございます。
朝からマサマサは
「行こうかどうしようか」とさんざん、ごちゃごちゃ迷ったあげく
やっぱり参観直前から学校に行くことにしました。
熱は２日間平熱だったので、出席には問題ないけど、
咳がね～

お陰様で念願だった
マサマサのトライアングルも聴けたし
（１２月７日の日記参照）
ほんまうれしい一日でした。

マサマサ、熱は下がったものの
咳が出てきたので、晩、近所の内科に診察
（ほんま、病院と縁が切れんヤツ）

一通り診察が終わったとき思わずここ数日の
心配事を先生にぶつけた。

「今回のことでタミフルが販売中止になったりしないですかねー」

先生は顔をたちまち顔を曇らせ
「今回のマスコミ報道は偏りすぎてひどすぎる。
インフルエンザ脳症でどれだけの人がつらい思いをしているか、
タミフルのお陰で救われている人がどれほどいるかを
全然報道せず、センセーショナルな部分だけを報道して、人々に
恐怖だけを与えていますね。しかもタミフルが原因かもわからないのにね。」
といわれた。

「タミフルに救われている」・・・
マサマサもその一人ではないかと思う。
一昨日の日記にも少し触れたけど、
タミフルが出る前、マサマサがインフルにかかるとそれは
大変だった。
熱性ケイレンや意識不明で救急車搬送されること３回、
こじらせて肺炎で入院すること２回。

インフルエンザに弱いのかなんなのか
必ずタダではすまないんである。

マサマサがインフルエンザにかかったら、
一時も目を離せなった。
夜は枕元に電話の子機と、保険証、財布などをいれた
カバンを用意し、パジャマにも着替えず、一睡もせず、
マサマサの様子を見守っていなければならなかった。
ピクリとマサマサが動いたりしたら、
心臓バッコンバッコンで、子機を握りしめていた。

救急車で搬送された最初の２回は典型的な熱性ケイレンだったが、
５歳のころの、３回目は少し様子がちがった。
少し熱が下がってほっとしていたら（といっても４０度近くが３８度台に
なったって話ですが）、
寝ていたマサマサが急にムクッと立ち上がったのである。

「どうしたの？トイレ？」と聞いても目がうつろで返事がない。
その後ジャ～っと失禁して、パタリと倒れた。
もうパニクりました。
マサマサはぴくぴくと細かくケイレンしていて、
顔も真っ青。
呼びかけても反応はないし呼吸もしてないようだった。

金切り声で餃子王を起こし
震える手で救急車を呼んだ。
正直もう駄目だと思いました。

幸いにも救急車の中で意識をとりもどしたが、
今から考えるとインフルエンザ脳症の瀬戸際（そんなんあるんか
しらんけど）やったんちゃうか、と思ったりする。

タミフルが子どもにも認可され処方されるように
なったのはその翌年？だったかな。
最初はおそるおそる飲ませたら、もうたちまち
熱が下がって元気ハツラツじゃないですか。
タミフル様を拝みましたよ、大げさじゃなくて。

こうして、あの時のことを書いているだけで、
心臓バコバコして手が震えてくる。
今でも時々、マサマサがケイレンを起こした夢を見て
ガバっと飛び起きたりします。
完全にＰＴＳＤです。

一部のお耳のお友達には告白しているけど
子どもが熱だしたらこのＰＴＳＤ症状でて、
食べるのをまったく受付けなくなり、
２日で３キロくらい体重減ります（ラッキーかも？）

もし、今のマスコミ報道が原因で
タミフルが販売中止にでもなったら、、、
また、あの電話の子機を握り締める夜がやってくるのでは、
と思うと不安で不安でならないの。
あの頃より大きくなってるので、もしかしたら、タミフル無しでも
何事もなく回復するのかもしれないけど。。。

もちろん、お子さんが飛び降りて亡くなられた方のご家族は気の毒だと
思う。
もしかして、我が子にそういう事故が降りかかるかもしれない。
それはなんともいえないし。

内科の先生の言葉
「『飛び降り』がたとえタミフルが原因だったとしても、
即危険と発売中止にするのはおかしい。
もっと副作用の確率の高い薬はたくさんあります。
薬に限ったことではなく、卵をたべてアナフィラキシーショック起こす
確率の方がよほど高いんです。
タミフルを発売禁止にしたら、『卵は危険だから世の中から抹殺する』
という話になっちゃいますよね」

昨日パートに行って
何気なく「タミフル飲んだので早く回復した」と言ったら、
独身の男性に
「タミフル飲ましたんか！？？」
と、非難口調で言われました。
もし、今後タミフル飲ませてボンたちに何事かあったら
「タミフルを子どもに飲ませた鬼母」」とでも言われるのかね？

マスコミ報道はおそろしいです。