71年製のツインリバーブのメンテナンスも完成に近付いています。メンテナンスといっても清掃がほとんどなんですけどね。金属パーツの磨きと交換は終了です。やはり新しいパーツは気持ちいい。洗ってもどうにもならなかったのがこのサランネット。色も落ちませんが経年変化で硬化してポロポロと崩れていくので思い切って交換してみます。プロのやり方はいろいろあるのでしょうが仮留めしてサイドの型を作って1週間ほど放置。ホチキスで引っ張りながら留めていきますが縫い目のラインを合わせないと曲がってしまうし、ラインばかり気にすると張りが弱くなります。指の力がどこまで持つか。
最後にアンプ部をキャビネットに装着しリバーブユニットを入れてスピーカーを固定。しかし、スピーカーユニットと留めるネジを絞めているときに手元が狂ってドライバーがコーン紙を直撃。一瞬目の前が暗くなりました。気を取り直し、すべて組み込んで電源をオンしても音がしません。いろいろと作業しているときに不具合が生じた模様でスピーカーまでは信号が来ているのでアンプの基板内部か真空管の疑いがあります。これは素人の領域ではないので専門家に持ち込みます。長い間の業務用途と放置期間のため基板のチェックも依頼する予定なので音を出さずに眺めていたら、やっぱりいいですねシルバーパネル。
それにしても重い。コンボアンプの重さの基準がツインリバーブ。ツインより重いか軽いかで購入するかどうか、運搬方法、設備などいろいろ考えることになります。音を取るか使い勝手を取るかも昔からギタリストのテーマであることは間違えありませんがやっぱりツインリバーブ。シルバーパネルはブラックミュージックや70年代歌謡曲の雰囲気が漂いますね。
とりあえずひととおりの作業は終了したようですね。
ブラックパネルはもちろんですが、シルバーパネルも今見ると雰囲気があっていいですよね。
自分もスタックのベースマンが欲しくなってきました・・・。
シルバーパネルベースマン!
かなりいいと思いますね。
ここにきてシルバーの良さがわかってきました。
業務用ですしね。