急にEMGに目覚めてしまったので入手したスタインバーガースピリットのパッシブPUを全てEMGに交換。スピリットはH-S-HというPUレイアウトな為、一番高額になってしまうが勢いでやってみます。この手の廉価版改造は下手をするとPUパーツの方がギター本体より高くつく状態に陥るがそのほうがパーツ本来のポテンシャルを体感出来そうな感じがすると思っておきましょう。
ここ1~2年の間にEMGは大幅なモデルチェンジをしてロゴマーク、外装箱、ハンダフリー配線の為のコネクター化を施したが音はそのまんま。レギュラーの85をリヤとフロント、センターにルカサープロデュースのSLVというラインナップ。旧ロゴと比べると表面のザラつきが多くなったような気が。1箱にPU本体とボリュームポット、トーンポット、コネクター付き配線材、ジャックと全てセットだから実質余ってしまうのがうれしい。並べてみると新ロゴの幾何学模様風もなかなか良くなってくる。
アクティブPUをメジャーにしたEMGの全盛期は何たって80年代。ラック式エフェクターとEMGはスタジオミュージシャンのお約束でした。きめの細かいディストーションとクリアな空間系のリバーブで壮大にギターオーケストレーションというイメージが先行するアラフィフギタリストにとってEMG、フロイドローズ、H-S-Hは超定番。折しも90年代に入ってのヴィンテージの原点回帰、フェンダー、ギブソンの復活等で隅に追いやられた感もあるがメタリカ等のヘヴィー派の使用で復調の兆しあり。PUの完成度は最高峰ですからオールジャンルで使えると思いますがギタリストはイメージ先行なのでそこが問題。
ビンテージライクな最高なEMGストラトサウンドを堪能したいのならデイブギルモア先生のこれから始めましょう。
ピンクフロイド 「P.U.L.S.E」
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